理学部
物理学科

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目次

    基本情報

    人数

    70名程度

    ジェンダーバランス

    女性は〜1割程度

    要求/要望科目

    要求科目
    基礎実験:「基礎実験I、基礎実験II、基礎実験III」(計3単位)または 「基礎物理学実験・基礎化学実験、基礎生命科学実験」(計3単位)
    数理科学:「数理科学基礎、微分積分学、線型代数学、微分積分学演習、線型代数学演習」(計10単位)
    物質科学:「力学、電磁気学、熱力学または化学熱力学、構造化学、物性化学」(計10単位)
    生命科学:「生命科学、生命科学Ⅰ、生命科学Ⅱ」から1科目(2単位または1単位)


    要望科目
    「振動・波動論」(総合E)、「アルゴリズム入門」(総合F)

    就活or院進

    ほぼ全員院進/9割以上は東大院

    公式サイト

    https://www.phys.s.u-tokyo.ac.jp/

    学科概要

    理学部物理学科では、一般物理/宇宙物理/物性物理/素粒子物理/原子核物理などの先端的な研究を、基礎から一歩一歩学んでいける教育プログラムが提供されている。その2本柱は「講義」と「実験」であり、各必修科目の講義に対して「演習」が行われ、内容理解をより確実なものとしていく。
     
    2年生では量子力学、電磁気学、物理数学などの基礎固めを中心に行う。3年生では、量子力学、統計力学、電磁気学などの基礎科目のより発展的な内容の学習・トレーニングと、物理実験の基本を学ぶのが中心となる。4年生は、最先端の研究の学修が始まると同時に、研究室に配属して研究の現場を体験する。
    参照
     
    ガイダンスビデオ

    卒業までの流れ

    2年生Aセメスター

    ・週13コマ程度の履修が一般的。
    ・必修は10コマ。科目数は少ないが、演習など2コマ連続が多い。
    ・授業はすべて駒場開講。(駒場11号館など)
    ・実験は無くて、全部座学。


    ・必修科目
    〈講義〉
    「物理数学Ⅰ,Ⅱ」(A1/A2 ともに木に2コマ)、「物理実験学」(火に1コマ)、「電磁気学Ⅰ」(月に1コマ)、「解析力学」「量子力学Ⅰ」(A1/A2 ともに月に2コマ)
    〈演習〉
    「物理学演習Ⅰ,Ⅱ」(Ⅰは木に2コマ、Ⅱは火に2コマで、計週4コマ)



    3年生Sセメスター

    ・週3で実験がある。2週間のうち1回は実験をやり、1回はレポートを書く時間となる。
    ・午後3日分が実験で、2日分が演習。
    ・演習で課題に出される問題について、非常に難しい問題が多いので、全部解くのは大変である。
    ※解く担当になっていない週はチェックされない。しかし、院進対策になるうえ勉強好きな学生が多く、なるべく多く解こうとする。他の科目の状況を見計らって、どこまでやるか決める。
    ・週20コマ程度の履修が一般的。(実験が無い週は3コマ減る)
    ・必修は、S1に週15コマ、S2に週17コマ
    ・実験が無い週もレポートに追われる。計算が非常に多くアプローチも見えづらいので時間が膨大にかかる。頭の良い学生や慣れている学生は、そうでない学生に比べて相当早く解き終わる。


    ・必修科目
    〈講義〉
    「電磁気学Ⅱ」(月に1コマ)、「量子力学Ⅱ」(火に1コマ)、「統計力学Ⅰ」(木に1コマ)
    〈演習〉
    「物理学演習Ⅲ」(火に2コマ)、「物理学演習Ⅳ」(S2のみ/金に2コマ)
    〈実験〉
    「物理学実験Ⅰ」(月・水・木の各3コマ、計週9コマ)、「計算機実験Ⅰ」(水に1コマ)



    3年生Aセメスター

    ・ほぼ全コマ埋まっている。週20コマ前後かと思われる。
    ・少人数の輪読講義が行われる。その担当に各研究室の教員がつくので、研究室選びの参考とする。
    ・研究室振り分けが行われる。研振り先の希望は沢山出せると思う。


    ・必修科目
    〈講義〉
    「電磁気学Ⅲ」(月に1コマ)、「量子力学Ⅲ」(火に1コマ)、「統計力学Ⅱ」(金に1コマ)
    〈演習〉
    「物理学演習Ⅴ」(火に2コマ)、「物理学演習Ⅳ」(A1のみ/金に2コマ)、「物理学ゼミナール」(火に1コマ)
    〈実験〉
    「物理学実験Ⅱ」(月・水・木の各3コマ、計週9コマ)



    4年生Sセメスター

    ・特別実験や理論演習が卒業研究に該当する。


    ・必修科目
    〈講義〉
    「研究倫理」(集中講義)
    〈演習〉
    「理論演習Ⅰ」(火・水・木に各3コマ、計週9コマ)
    〈実験〉
    「特別実験Ⅰ」(「理論演習Ⅰ」と合併)



    4年生Aセメスター

    ・特別実験や理論演習が卒業研究に該当する。


    ・必修科目
    〈講義〉
    なし
    〈演習〉
    「理論演習Ⅱ」(火・水・木に各3コマ、計週9コマ)
    〈実験〉
    「特別実験Ⅱ」(「理論演習Ⅱ」と合併)

    入る前の想像と実際

    ・「思ったよりギャップは無い。」
    ・「みんな物理方面で積み重ねがあるし、優秀。自分がいまやっていることを1,2年生で終わらせている人も多い。」
    ・「優秀な学生が多いので、質問すれば教えてくれる人が周囲に多く、そうした意味でストレスフリー。授業内容が高度化してくるとこの限りでは無い(笑)。」
    ・「周りの学生が、物理か数学をひたすらやっている。2,3日悩んで、答えを出して最高の気分に浸る、等。」
    ・「教員の説明がわかりづらいと聞いていたが、少しペースが速いとは思うが丁寧でわかりやすいと感じている。」
    (理一→理物)

    選んだ理由/迷った学科

    ・「大学入るまでは機械系に関心があったが、Robotech等を見て勝負できると思えなかった。一方で、数学・物理を頑張った理一時代に、大学の物理が楽しいと感じた。」
    ・「生物情報科学系の研究者が、物理系を勉強しておくべきだったと発信していて、それに影響されたのもあった。」
    ・「計数や物工がやっていることにも関心はあったし、いま思えば結局やっていることは同じだったかもしれない。」
    (理一→理物)

    コミュニティとしての機能

    ・「同期が財産、自分で頑張れ」という格言がある。
    ・同期・教員に相談しやすい雰囲気である。
    ・人数が多く(70名程度)、全員と仲良くなったり一緒に行動したりすることは難しい。演習の講義は2教室に分けることも。
    ・学科同期とは勉強の話で盛り上がることが多い。
    ・同期Slackがある。時期によって活発な時期とそうでない時期がある。
    ・五月祭企画は3,4年合同で行う。準備を兼ねて、発表内容に関するゼミが開かれることも。

    授業スタイル

    ・期末試験勝負の科目が多い。2Aの科目は、期末試験が不出来だった学生の救済用に中間試験やレポートを課す場合がある。
    ・出席を取る科目は数える程度。授業を切っている学生も比較的多いと思う。内容を既に知っている学生が多い授業もあるため。
    ・実験・実習・演習(その場で問題が配られる)は出席する必要がある。

    研究室・資料

    特別な制度・その他

    特になし

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