2年生Aセメスター
・10コマ20単位程度を取るのが一般的。実験など、前期教養に比べると重たい科目が多い。
・プログラミング関係など、生物情報科学科との合同授業の科目も一定数開講される。。
・理情単独開講の科目もあって、それらはすべて必修で行われる。
・数学科や物理学科の授業を必修以外に取る人が多い。(2Aは3S/3Aに比べると時間に余裕がある)
・必修科目
「情報数学」「形式言語理論」「計算機システム」「ハードウェア構成法」「アルゴリズムとデータ構造」「情報科学基礎実験」「統計と最適化」
3年生Sセメスター
・授業数は増える。必修を履修して、それに加えて他学部履修する人が多い。
・必修は講義5コマ、実験週4×2コマ(連続)で計週13コマはデフォルト。
・実験は2コマ(連続)と言いつつ、最初の30分~1時間説明があって、残りは与えられた課題を作業するための時間となる。しかも、課題は別にこの授業時間帯に行う必要は無い。
・学科からPCが配布される。
・必修以外を取る人はほとんどいない。
・必修科目
「オペレーティングシステム」「離散数学」「情報論理」「言語処理系論」「情報科学演習Ⅰ」「計算機構成論」「システムプログラミング実験」「関数・論理型プログラミング実験」「ハードウェア実験」
3年生Aセメスター
・授業数は3Sと同程度。同形態の履修が一般的。
・必修は講義5コマ、実験2つ。
・一方の実験は3S同様。もう一方が、「プロセッサ・コンパイラ実験」という理情で最も面白く、かつ、最も重い授業。CPUの制作を行い、学期の最後の発表会で評価が決定される。授業は行われず、進捗共有を適宜行いつつ、2月の発表に向けて個々人で作業を行っていく。(不可はほぼ出ないとの噂)
・選択必修は3年生中は存在しない。4年生に固まっている。
・必修科目
「知能システム論」「言語モデル論」「計算量理論」「連続系アルゴリズム」「情報科学演習Ⅱ」「コンピュータネットワーク」「プロセッサ・コンパイラ実験」「情報セキュリティ」
4年生Sセメスター
・履修は、「情報科学演習Ⅲ」+選択必修など6コマ程度が一般的。
・選択必修で6単位以上修得が必要。その開講セメスターがほぼ4Sなので、ここで多くを履修する必要がある。
・必修以外に選択必修や他学部の授業を10単位(卒業要件)はほぼ必ず履修する。最低でも4単位の選択必修を取らないと留年が確定し、6単位の選択必修は合格しておくことがベターである。選択必修を除いた4単位は他学部の授業でもいいので、3年次の履修とは違い比較的自由度がある。研究室配属の希望調査は9月に行われる。
・「情報科学演習Ⅲ」という必修科目をもとに、「研究室回り」を行う。目的は、卒業研究や修士課程で所属する研究室を探すこと。希望調査をもとにくじ引きで選ばれた研究室を3つ回り、研究室に一定期間所属する。研究室訪問ごとに、卒論の1/5くらいの負担量の研究を行い、発表も行う。拘束時間自体は短いが、自分自身で行う課題の作業量が6~10時間程度かかることも多い。
・4S末のタイミングで卒業研究の研究室を決める。修士課程の研究室と同じでも違っても問題ない。
・必修科目
「情報科学演習Ⅲ」「コンピュータグラフィクス論」「論文構成法」
4年生Aセメスター
・卒業研究を行う。別に必修科目もある。
・落単をした人以外は卒業論文以外のことを考える必要は無い。研究室ごとにことなるミーティングの時間を除き、最も自由に履修・聴講をすることができる学期ではあるが、研究室への配属が院試の結果かま出た後の9月末で、卒論の提出が1月末という非常にタイトなスケジュールのため、初めての研究となるほとんどの人にとっては大変であり、履修を詰め込みすぎるのはオススメされない。なお、卒業論文の研究室への配属は院試後で、95%が院進することもあり、院試で合格した研究室に希望を出せば十中八九その研究室に配属されることになる。
・必修科目…「情報科学特別演習」