2年生Aセメスター
・コマ数は週17~20コマ程度が多い。
・全授業が本郷キャンパスで行われ、特に工学部1号館が多い。
・「建築総合演習」という科目では、建築学科の教員に連れられ、ビルの工事現場や建築物の見学を行ったり、ゼネコンの人と話したりする。
・1月から2月は試験期間である一方で、4年生の卒業制作の手伝いにも勤しむ。
・必修科目
「建築設計基礎第一、第二」:「製図」の補助科目。2限が「基礎」、3~5限が「製図」となる。ざっくり建築の歴史を振り返るなど。
「建築設計製図第一、第二」:図面のトレースを行う。1号館の共有スペースの改善計画などを行う。
・必修科目に加えて、一級建築士指定科目のうち2年生で受講できる科目を取る人が多い。
(Cf.「都市建築史概論」「都市計画概論」「環境工学概論」「建築熱環境」「建築構造解析第一」「荷重外力論第一」「建築弾性学」「建築工法概論」「建築構造計画概論」「建築材料科学概論」「建築総合演習」)
3年生Sセメスター
・コマ数は週19~23コマ程度が多い。
・製図関係の科目など、課題が非常に多い科目があるので、それ以外の活動を入れるのは少々厳しい。
・五月祭でパビリオンを出展する。
・必修科目
「建築設計基礎第二」:2Aと似ているが、住宅設計について扱う。
・必修科目に加えて、一級建築士指定科目のうち3年生で受講できる科目を取る人が多い。
(Cf.「製図第三」「製図第四」「計画第一」「計画第二」「日本建築史」「理論第一」「理論第二」「空気環境・水環境」「音環境」「光環境・視環境」「構造解析第二」「荷重外力論第二」「塑性学」「材料科学」「構法計画」「溶接工学」「マネジメント概論」「建築法規(実質必修)」)
3年生Aセメスター
・コマ数は週19~23コマ程度が多い。
・製図関係の科目など、課題が非常に多い科目があるので、それ以外の活動を入れるのは少々厳しい。
・五月祭でパビリオンを出展する。
・研振りが行われる。研振り先の選び方は、学生間での各自の希望を基に話し合うケース。代によって学生間ではジャンケンしたりすることも。また、一部研究室は面接を独自に課す。一部人気が集中する研究室がある(千葉先生等の意匠系や、授業で人気がある権藤先生や加藤先生等)。
・建築史実習が春休みにある。お寺の建築を見に行くみたいな。3泊4日。学科旅行の兼ね合いも強い。(Cf. 2015年建築実習)
・1月から2月は試験期間である一方で、4年生の卒業制作の手伝いにも勤しむ。
・必修科目
「建築設計基礎第二」:2Aと似ているが、住宅設計について扱う。
・必修科目に加えて、一級建築士指定科目のうち3年生で受講できる科目を取る人が多い。
(Cf.「製図第五」「製図第六」「計画第三」「計画第四」「西洋建築史」「理論第四」「環境・設備演習」「建築環境デザイン論」「設備第一」「設備第二」「設備第三」「構造解析第三」「耐震構造」「鉄骨構造」「鉄筋コンクリート構造」「防火工学」「構造演習」「材料計画」「材料演習」「建築施工」「建築法規(実質必修)」「造形第五」「造形第六」)
4年生Sセメスター
・基本的に卒業論文に取り組む。卒論は、研究室で自分が研究したいことを書く場合が多く、場合によっては研究室によっては研究室内のプロジェクトに乗っかって書くことがある。4Sで卒論を書ききり、4Aでは卒業制作に専念できるようにする。
・必修科目に加えて、一級建築士指定科目のうち4年生で受講できる科目を取る人が多い。
(Cf.「製図第七」「近代都市建築史」「日本住宅建築史」「基礎構造」「構法特論」「構造演習」「鉄筋コンクリート構造演習」)
4年生Aセメスター
・基本的に卒業制作に取り組む。1月から2月が忙しさのピークとなる。
・制作は一人でやり切るのは本当に大変なので、4年生の手伝いとして2,3年生2人ずつが各学生にボランティアでつき、4年生は毎回ご飯を奢ってあげる文化がある。
※マッチングは元からの知り合いの場合もある。3年生は、昨年度同じ4年生を手助けした先輩の手伝いをすることが多い。2年生については、大概は10月辺りに行われる歓迎会で4年生から勧誘される。