2年生Aセメスター
■【農学の基礎を押さえる2Aセメスター】
科目 |
区分 |
開講時限 |
基礎有機化学(※1) |
必修 |
水曜4限 |
基礎分析化学 |
必修 |
火曜4限 |
基礎微生物学(※2) |
必修 |
木曜2限 |
分子生物学 |
必修 |
金曜2限 |
基礎生物化学 |
必修 |
月曜2限 |
農芸化学概論Ⅰ |
必修 |
火曜2限 |
環境倫理(※3) |
選択必修 |
月曜5限 |
情報工学(※4) |
選択必修 |
木曜4限 |
農学リテラシー(※5) |
必修 |
集中・Wセメ |
(※1)授業内での課題提出によって出席を取る。授業を欠席する、またはテストで悪い点数を取ると、落単する可能性が高い。2Aセメスターに単位を落とした場合には、3年次は午後は実験があるため、4年次に取り直す必要が生じる。できるだけ2年次のうちに取り切っておくのが無難。
(※2)出席なし。テストがとても難しいため、きちんと勉強しないと落単する。例年3~4割が単位を落としている(談:理二→農二)
(※3)農学共通科目。3Sの「生命倫理」、3A2の「技術倫理」を合わせた3つの中から2つを取る必要がある。
(※4)先生がとても優しい。きちんと課題を提出すれば良い成績を取れる。「授業の感想を先生にお伝えすると、カレーをおごってもらえるかも⁉」(理二→農二)
(※5)農学部の学生は全員必修。Wタームに集中講義形式で開催される。例年1/23~28前後の4日間。履修登録を忘れずに!
・必修の数がそれなりに多いため、週に15コマ前後が一般的。
・「農二の学生が何でも自由にできる時期はここしかないかもしれない。研究室によるが、3年次はとても忙しくなる」
・「自分はこの時期に、語学の勉強やサークルの活動に積極的に取り組んでいた」(理二→農二)
3年生Sセメスター
■【実験が始まる3Sターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
食品化学(※1) |
必修 |
木曜2限 |
応用物理工学実験(※2) |
必修 |
月~金曜・3~5限 |
環境土壌学 |
必修 |
月曜1限 |
植物栄養学(※3) |
必修 |
火曜1限 |
(※1)授業で出される課題の締切が短い。また、成績の評価は厳しめで、落単する人もいるので注意が必要。
(※2)主に有機系の実験を行う。駒場での基礎物理学実験・基礎化学実験より楽しいという声も。研究室ごとに実験を設計して提供してくれる。但し、2020年度は実験ができなかったため、夏休みと2021年の春休みに実施予定であった。
(※3)出席なし。1限の授業のため、段々と出席者が減る。勉強すれば基本的には単位は落とさないはずだが、授業でのみ話された内容がテストに出る場合もあり、落単する人もいる。
・22~25コマ程度が一般的。
・卒業要件を満たすには、2Aセメスター~3A2タームにかけて選択必修を30単位取得する必要があるため、計画的な履修が大切。
・例年であれば五月祭が開催される。3年次はビールと焼き鳥を販売するのが通例。五月祭の企画実行を通して学科同期と仲良くなる。
3年生SPターム(※)
※SPタームとは、農学部に特有の言い方で、集中講義形式の授業が大半を占める期間を指す。前期教養課程ではS2タームにあたる。この期間を利用してフィールドワークをおこなう専修もある。
■【実験・実習が充実!3SPターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
農芸化学概論Ⅱ(※1) |
必修 |
火曜1限・木曜2限 |
応用環境科学実験(※2) |
必修 |
月~金曜・3~5限 |
生命化学・工学実習(※3) |
自由選択 |
集中 |
(※1)出席が重視される。各研究室による研究紹介の色合いが強い。
(※2)主に土壌系の実験を扱う。1班4人のグループで行うため、他の学生と仲良くなれる。2020年度も対面で行われた。
(※3)食品化学工場を訪問し、製品の製造現場を見学する。味の素やキッコーマンなどの大企業の現場を見せてもらえる貴重な機会。2日間の訪問を行い、レポートを提出する。
・3S1タームに比べて授業のコマ数は減る場合が多い。
・座学はほとんどが集中講義。
・実験やフィールドワークが用意されている。
3年生Aセメスター
■【研究室の選択を迫られる3Aセメスター】
科目 |
区分 |
開講時限 |
応用微生物学実験(※1) |
必修 |
月曜~金曜・3~5限 |
応用生物学実験 |
必修 |
月曜~金曜・3~5限 |
(※1)実験の中で一番ハード。微生物を顕微鏡で捉え、それを観察するのに労力を要する。特徴を捉えられなければ何度も観察する必要があるが、滅菌作業をはじめ各種操作をいちいち行う必要がある。普通は17時くらいに終わるが、18時近くまでかかることもある。
2020年度は、月曜日にオンラインでの説明を受けた後、密になるのを避けるために奇数組と偶数組に分かれて、それぞれ火曜・水曜日と木曜・金曜日に実験を行った。例年は全員が毎日実験室に赴いて実験を行う。
・平均コマ数は22~25コマ程度。
・基本的に午前中は座学、午後は実験が行われる。
・座学は選択必修が中心。計画的に履修を考えることが大切。
・冬休みは集中講義がいくつか開講されている。
・1月末の研究室紹介の後研究室を選ぶ。研究室の配属先の決め方は学年によって異なる。
・2月中旬~下旬(成績が出てすぐ)に、研究室振り分けの決め方をその代の学科の学生で決めることができる。学科長中心で進める。2020年度は後期課程からの上位30単位からの成績で決定。希望調査を最終的にチェックするのは先生
(決め方が成績になった場合、成績をとらなければならずハードになる。)
成績+くじ引き、という年もある。
あぶれてしまったら調整する。先生の介入は最後。
人気の研究室に行きたい人は、30単位中24単位が優上で占めることもある。
4年生Sセメスター
■【院試に備える4Sセメスター】
科目 |
区分 |
開講時限 |
卒業論文 |
必修 |
研究室による |
食品微生物学(※1) |
選択必修 |
金曜5限 |
・順調に単位を取り切っていれば基本的に卒論に邁進するが、。2,3年次に落とした必修単位がある場合には、卒業チャレンジに挑む。
・研究室での活動の他、院試の勉強をする。
・卒論のための実験は研究室ごとにタイミングが異なる。Sセメは研究室の設備や基礎的な実験を教えてもらう時期に当てられる。
・7月から夏休みの研究室が多い。中には、8月に入ってから「院試休み」として夏季休業が設けられている研究室もある。
4年生Aセメスター
■【卒業論文が大詰めを迎える4Aセメスター】
科目 |
区分 |
開講時限 |
卒業論文 |
必修 |
研究室による |
・卒業単位を取り切っていない学生は卒業チャレンジに挑む。
・卒論のために実験に取り組む。
・卒業論文は11月~12月に中間発表が行われ、2月頃に発表会がある。
・卒業論文の取り扱いは研究室によって異なる