2年生Aセメスター
■【化学の基礎を固める2A】
・A1、A2合計で平均17コマが一般的。
・必修科目は無く、限定選択は14科目ある。研究室紹介を行う「化学システム工学基礎論」と「環境システム工学基礎論」を除く12科目はいずれも応用化学科・化学生命工学科と合同で行われる。
・限定選択「有機化学」では、A1タームのI、A2タームのII、3年生S1タームのIIIをかけて「ウォーレン有機化学」を読破し、有機化学の基礎とNMRでの構造決定について学ぶ。有機化学既習者と未学者に分かれて開講される。
・限定選択「分析化学」では溶液化学に関する分析手法について学ぶ。
・限定選択「コンピュータ及び演習」ではPythonを用いてグラフ描写から機械学習まで学ぶ。
・研究室振り分けに参加するためには3Sまでに40単位の取得が必要。3Sから実験が始まることを考慮すると、2Aにできるだけ多くとっておいた方が楽になる。
・基本的に授業は同じ教室で行われる。
3年生Sセメスター
■【相対的に授業が多い3S】
科目 |
区分 |
開講時限(変更の可能性あり) |
実験及び実験 |
必修 |
水曜~金曜/2,4,5限 |
・S1, S2合計で平均17コマが一般的。
・必修の「実験及び実験」では、6つのテーマの有名反応の実験を行う「有機化学実験」、2Aセメスターの「分析化学」に基づいた「分析化学実験」と、PythonやGaussianを用いた「コンピュータ化学演習」を順に行う。3学科合同。
・限定選択は10科目あり、「環境システム工学」、「応用物性工学」、院試のための問題演習を行う「物理化学及び演習」、プロセス制御と統計分析をプログラミングを通じて学ぶ「プロセスシステム工学」の4科目は化学システム工学科のみで開講される。
・実験のレポートは基本的に翌週提出なので、週末はレポート作成に費やすことになる。
・3Sまでで多く履修しておいて、3Aからの負担を軽減すると良い。
3年生Aセメスター
■【研振りを行う3A】
科目 |
区分 |
開講時限(変更の可能性あり) |
実験及び実験 |
必修 |
水曜~金曜/2,3,5限 |
・S1, S2合計で平均17コマが一般的。
・必修の「実験及び実験」では、「物理化学実験」、移動速度論、分離、反応、プロセス、粉体がテーマの「化学工学実験」と、GFPの発現と酵素反応がテーマの「生命工学実験」を順に行う。「生命工学実験」のみ化学システム工学科生は必修ではない。
・限定選択は6科目ある。
・限定選択「化学工学及び演習I」では、院試のための問題演習をする。
・12月から1月にかけて研究室を決定するため、夏休み頃から計画的に研究室見学を行うと良い。
・就活をする場合はこの時期から動き出しておくべき。
4年生Sセメスター
■【院試を控える4S】
・このセメスターは殆どの時間を院試の勉強と卒論執筆のための実験に充てる。
・限定選択は3科目ある。
・限定選択「化学工学及び演習II」では、3Aに引き続き院試のための問題演習をする。
・卒業論文と研究室での実験に8単位分与えられる。
4年生Aセメスター
■【卒論を執筆する4A】
・このセメスターでは卒業研究を行い、必要ならば卒業単位を満たすよう不足分の授業を取る。