2023.8.30
【環境資源科学課程】通称「生物環境(せいぶつかんきょう)」
人数 |
26名程度 |
---|---|
ジェンダーバランス |
女性はおよそ1割程度 |
要求/要望科目 |
なし |
就活or院進 |
就職:院進=3:7 |
公式サイト |
水と緑と大地の科学を基礎として、地球・自然環境を保全しつつ食料生産の基盤と地域環境を整備し、生物資源を持続的に利用する課題を、主として工学的手法によって探究する能力を養う。(HPより)
生物・環境工学専修では、卒業までに必要な単位は74単位。そのうち13単位までは、他学科の授業を含めることができる。全学生が卒論を執筆する。研究室には3Aセメスターから入ることになる。
・定員数と各科類からの受け入れ数
| 受け入れ枠 | 第一段階 | 第二段階 |
| :---: | :---: | :---: |
| 理Ⅱ(指定科類) | 11 | 5 |
| 理Ⅰ,Ⅲ(指定科類) | 5 | 1 |
| 全科類 | 2 | 2 |
・他の学科よりも学部卒で就職する学生が多い印象
・部活経験者もある程度在籍している
・課題は相対的に重い方ではない
農学部環境資源科学科の中で専修が7つに分かれている。緑地環境学、森林環境資源科学、木質構造化学、生物・環境工学、農業・資源経済学、フィールド科学、国際開発農学である。環境資源科学科の定員は合計117名だが、生物・環境工学専修は26名と相対的に多い。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
流れ学 | 必修 | 月2 |
農学リテラシー | 必修 | 集中 |
・流れ学は後の実験でも使う知識が出て来るので、しっかりと理解することがより大切となる。
・三年生に進級する際に、毎年クラスに1人は留年してる人がいるそうだ。前期教養の修了要件を満たせているのかをきちんと確認すると共に、計画的な履修が必要となる。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
応用解析および演習1 | 必修 | 火1金1 |
生物•環境工学実験1 | 必修 | 水4,5木4,5 |
生物•環境工学実験2 | 必修 | 集中 |
生物•環境工学実験3 | 必修 | 集中 |
・実験は大変(中々答えが合わなかった)
・コロナ禍1年目は全てオンラインだったが、コロナ禍2年目は2コマ/6コマが対面となった。
・フィールドワークでは、野菜や果物を収穫して家に持って帰ることもある。
・実験は各研究室の内容を行う。ジュースの糖度測定、ロボットのプログラミング、土壌水分の測定、水理実験などさまざまで楽しい。
・フィールドワークの授業で、ブドウとお米を貰った(R2年度)。(ブドウの品種はたくさんあり、どれも美味しかった)
・田無の農場でドローンによるリモートセンシングや自動走行のトラクタなどを見られる。
・選択科目で実習というのがあり、国や県の機関に短期のインターンをすることもできる。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
生物・環境熱力学 | 必修 | A1の火1,金3 |
材料力学 | 必修 | A2の火4,木4 |
・必修の科目は1、2年の時に勉強した内容を含む。そのため、勉強しなくても何となく理解できてしまうが、油断すると痛い目を見ることになる。
・3A1セメスターが終わる頃に、研究室の振り分けが行われる。研究室1つにつき3人程度が割り振られることになる。各研究室に成績上位枠が1名分あり、その他はジャンケンか話し合いで決まる。
必修:無し(卒論)
卒業論文の執筆を始める。
8月に院試があるため、大学院進学を目指す学生は院試に向けて勉強することになる。
必修:無し(卒論)
卒論を仕上げる。
専修の名前は「生物・環境工学」であるが、実際に扱う内容は生物や環境というよりも工学や土木に近い
(理科二類→生物・環境工学専修)
一つの学問というよりは、農業基盤、作物栽培、食などの工学の部分を、7つそれぞれの研究室と協力講座が扱っている。
選んだ理由
・農学部の中でも、扱う内容が幅広いと感じたから
・農業の中でも扱う内容が工学寄りであるから
・必修が少ない専修であるから
・進学選択において持ち点で進学することができたから
迷った学科
その他の農学部の学科
(理科二類→生物・環境工学専修)
項目 | 内容 |
---|---|
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) |
【5】 |
LINE | 有 |
Slack | 無 |
オフラインでのつながり | 無(※1) |
上下のつながり | 無(※2) |
(※1)
コロナ前は、授業が一緒な人とは繋がりがあった。コロナ後は、研究室が同じ人とは程々に会う機会があり繋がりができるが、それ以外だと関わりは少ない。
(※2)
研究室での上下の繋がりは大きいが、研究室以外では個人的な繋がりが多い印象。
項目 | 内容 |
---|---|
1クラス当たりの人数 | 20名前後 |
成績評価 | 出席/レポートor期末試験(※) |
(※)
出席点の比重がかなり大きい。
「レポートと出席点」または「試験と出席点」のいずれかの組み合わせで評価されることが多く、レポートも試験も課されることは少ない。
農学部公式の「教員カタログ」はこちら
(各教員の研究内容が平易に書かれているだけでなく、目指す教育内容や研究室の人材輩出実績など進学選択の意思決定に役立つ情報が盛りだくさん。)
〈研究室紹介〉
農地環境工学研究室
水利環境工学研究室
環境地水学研究室
生物環境工学研究室
生物機械工学研究室
生物プロセス工学研究室
生物環境情報工学研究室
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