2年生Aセメスター
■それほど交流が無い2A
・2Aセメスターから全授業が弥生キャンパスで行われる。本郷は勿論、駒場に比べても昼食で行く場所が少なくて驚く。農学部食堂くらい。
・安全講習こと「農学リテラシー」という講義を春休みに4日間程度で受講する。農学部全体で開かれる科目。農学に限らず、実験時の廃棄物処理方法や海外渡航時に気をつけるべきことなど。
・2Aセメスターは必修科目がない。
・農学総合科目、農学基礎科目ら選択必修を中心に履修する。
・2Aセメスターの選択必修は、少し驚くくらい良い成績が取れる。他学部や他専修から「楽単」狙いで受けに来る学生が多いからかもしれない。
3年生Sセメスター
■例年は実習づくし!の3S
科目 |
区分 |
開講時限 |
国際農業生態学 |
必修 |
S1月曜2限 |
国際森林環境学 |
必修 |
S1火曜2限 |
国際植物利用学 |
必修 |
S1月曜3限 |
国際水産開発学 |
必修 |
S1金曜4限 |
国際農業工学 |
必修 |
S1金曜3限 |
国際動物資源科学 |
必修 |
S1木曜2限 |
環境経済学 |
必修 |
S1火曜3限 |
環境生物化学 |
必修 |
S1金曜2限 |
国際農学情報処理演習 |
必修 |
S1月火4-5限/A1月金3-4限 |
農場実習 |
必修 |
SP集中 |
森林実習 |
必修 |
SP集中 |
牧場実習 |
必修 |
S集中 |
国際農学実験・実習Ⅰ |
必修 |
S水曜3-5限・集中 |
海外実習 |
選択 |
SP集中 |
■概要
・S1タームは18コマ必修。SPは実習期間。結構大変な時期。
・SPの実習。海外は選択必修だが、半分くらいの人が行く。
・SPのこの期間で海外に行ったりキツめのインターンしたりする人が多い。
・これら科目は3年次のみ履修可能。
・研究室訪問なども積極的に行い、3A末に研究室を決める。
・国際開発フォーラムの企画を行う。
※農学部には基本的にS2という概念は存在せず、実習などを行う(実質的に夏休みの)SPタームという名前の期間が他学部のそれにあたる。
■各実習について
■農場実習
・都内にある東大所有の農場(田無演習林)にて3泊ほど。
・土壌・農業機械・稲作・果樹栽培・野菜栽培など、農業に関する様々なことを体験。
■牧場実習
・茨城にある東大所有の牧場(高等動物教育研究センター)にて3泊ほど。
・牛・馬・山羊・豚・肥料など、畜産業に関する様々なことを体験。
■森林実習
・伊豆にある東大所有の森林(樹芸研究所)にて3泊ほど。
・伐採・生態系調査・木材利用・夜間調査・レクリエーションなど、林業に関する様々なことを体験。
■臨海実習
・浜名湖にある東大所有の研究所(水産実験所)にて3泊ほど。
・市場見学・生態系調査・魚解剖・水利施設・湖調査など、水産業に関する様々なことを体験。
■海外実習
・ベトナムにおよそ1週間滞在。
・渡航時は3万円程度の補助が出る模様。
・この実習は選択科目だが、半数程度の学生が参加する。
・現地大学の教員が案内・講義を司る。
・畜産見学・マングローブ林見学・果樹見学・講義・異文化理解(ベトナム戦争記念館)など。
※当専修では、修士課程でも別に海外への実習が用意されている。
3年生Aセメスター
■研究室選びと単位回収に励む3A
科目 |
区分 |
開講時限 |
英語表現法 |
必修 |
A1木曜4限 |
国際開発農学概論 |
必修 |
A2金曜3-5限/W集中 |
国際農学情報処理演習 |
必修 |
S1月火4-5限/A1月金3-4限 |
・必修は少しあるが、割と余裕があり、自分で取れる授業が増えてくる。
・3Aセメスター末には卒論以外の単位はすべて取得できる。
・研究室選びを行う。研究室訪問を3Aセメスターから行い、1月に希望を出し、4Sセメスターの4月に配属される。
・研究室は基本的に希望通り。1研究室につき基本的に定員2名なので、3名以上希望者がいる場合は学生間で話し合いを行う。成績で決まる、志望理由を書く、等のことは無い。
・3Sセメスター同様、国際開発フォーラムの企画を行う。
4年生Sセメスター
■研究室に配属する4S
・全員研究室に配属となる。卒業論文は研究室にて執筆する。
・「3Aセメスター」に記載の通り、自身の希望通りの配属。研究室は後述する「研究室・資料」を参照のこと。
・3年生までに単位を取り切っている人が多いので、4年生は研究室一筋となる場合が多い。
・卒業単位を取り切っていない者は、卒業論文・卒業研究に特に時間を費やす4Aセメスターを前に単位を取り切ることを目指す。
4年生Aセメスター
■卒論卒研に励む4A
・4Sセメスター同様、全員研究室で卒業論文・卒業研究に励む。
・卒業単位を取り切っていない者は、このセメスターで卒業チャレンジ。