2年生Aセメスター
■【座学中心の2Aセメスター】
科目 |
区分 |
開講時限 |
ウイルス学 |
必修 |
金曜4限 |
細菌学 |
必修 |
金曜3限 |
発生学 |
必修 |
金曜5限 |
動物生理学 |
必修 |
月曜4限 |
神経生理学 |
必修 |
木曜4限(A2) |
薬理学総論 |
必修 |
木曜3限(A2) |
応用動物科学概論 |
必修 |
月曜3限 |
農学リテラシー(※1) |
必修 |
集中・Wセメ |
(※1)農学部の学生は全員必修。Wタームに集中講義形式で開催される。例年1/23~28前後の4日間。履修登録を忘れずに!
・2Aは一部選択必修からも履修する必要がある。
・他の専修と異なり、農学共通科目の中で卒業に必要なのは必修の「農学リテラシー」だけである。そのため、2Aに開講されている「環境倫理」は履修しなくて良い。
3年生Sセメスター
■S1ターム
■【実習が始まる3S1ターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
寄生虫学 |
必修 |
月曜1限,水曜2限 |
動物細胞生化学Ⅰ |
必修 |
月曜2限,木曜1限 |
組織学 |
必修 |
火曜1,2限 |
実験動物学 |
必修 |
水曜1限 |
内分泌・代謝生理学 |
必修 |
木曜2限 |
体液生理学 |
必修 |
金曜1限 |
細胞情報薬理学 |
必修 |
金曜2限 |
組織学実習(※1) |
必修 |
集中・午後不定期 |
生体機能学実習(※2) |
必修 |
集中・午後不定期 |
(※1)肝臓や皮膚等の臓器の組織等の標本を顕微鏡で観察し、スケッチする。
(※2)マウスやラットに触り、解剖をしたり安楽死の処置をおこなったりする。学生ははじめてのことで不安もあるが、先生も気を遣ってくださる場合が多く、だんだんと慣れていく。
・基本的に、午前中が座学で午後が実習というスタイル。
・選拓必修は「生命倫理」のみだが、卒業には必要ではない。他の専修と異なり、農学共通科目の中で卒業に必要なのは必修の「農学リテラシー」だけである。
・「授業は忙しかったが、この時期に東大のプログラムである東大FSに参加した」(理二→獣医)
■SPターム
■【実習に追われる3S2ターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
臨床栄養学総論 |
必修 |
集中 |
生殖生物学 |
必修 |
集中 |
薬理学各論 |
必修 |
集中 |
組織学実習 |
必修 |
集中 |
生体機能学実習 |
必修 |
集中 |
獣医学基礎実習(※1) |
必修 |
集中 |
応用獣医学インターンシップ |
選択必修 |
集中 |
(※1)牧場に1週間泊まり込んで実習を行う。日中は牛、豚、馬、ヤギの飼い方や世話の仕方を学ぶ。また、例年は1日目の夜に先生方も全員参加でBBQを行い、親睦を深める。
・基本的に、月~金まで午前中が座学で午後(3~5限)が実習というスタイル。
・実習は早ければ15時、遅ければ17時頃に終了する。
3年生Aセメスター
■A1ターム
■【実習が充実する3A1ターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
応用免疫学 |
必修 |
月曜1限,水曜3限 |
動物細胞生化学Ⅱ |
必修 |
火曜1限,木曜2限 |
環境衛生学 |
必修 |
水曜1限,金曜2限 |
応用遺伝学 |
必修 |
月曜2限,木曜1限 |
動物行動学 |
必修 |
火曜2限,金曜1限 |
獣医解剖学 |
必修 |
集中 |
解剖学実習(※1) |
必修 |
集中 |
生体機能学実習(※2) |
必修 |
集中 |
細菌学実習 |
必修 |
集中 |
ウイルス学・免疫学実習 |
必修 |
集中 |
(※1)重めの実習。動物の筋肉や血管、神経の付き方を覚えるため、4人1班で解剖を行う。鶏や犬は各班1頭ずつ与えられるほか、大学が保有する牧場にてウシや馬、ヤギを全員で1頭解剖する。
(※2)スケジュールにしたがって、各機能について順番に実習が行われる。
・月~金まで午前中が座学で午後(3~5限)が実習というスタイルは変わらない。
・実習は早ければ15時、遅くても17時頃に終了する。
・10月頃に研究室紹介が行われる。その後、任意で研究室を訪問したり、先輩に話を聞いたりして自分の関心に添った研究室を探す。各研究室が主催しているゼミ(通常は毎週日時が決まっている。ガイダンスで配られる資料をチェック)に参加することも可能。
・これらを経て、12月頃に研究室の希望調査が行われる。
■A2ターム
■【当セメスターに関するタイトル】
科目 |
区分 |
開講時限 |
放射線生物学(※1) |
必修 |
月曜1限 |
動物感染症学 |
必修 |
火曜1限,木曜2限 |
獣医衛生学 |
必修 |
水曜1限,金曜2限 |
病理学総論 |
必修 |
火曜2限,木曜1限 |
実験動物学 |
必修 |
金曜1限 |
内科学総論・呼吸器病学 |
必修 |
月曜2限 |
臨床栄養学各論 |
必修 |
水曜2限 |
技術倫理(※2) |
選択必修 |
月曜5限 |
獣医解剖学 |
必修 |
集中 |
生体機能学実習 |
必修 |
集中 |
解剖学実習 |
必修 |
集中 |
細菌学実習 |
必修 |
集中 |
ウイルス学・免疫学実習 |
必修 |
集中 |
(※1)X線やレントゲンの仕組みを学ぶ。
(※2)選拓必修は「生命倫理」のみだが、卒業には必要ではない。他の専修と異なり、農学共通科目の中で卒業に必要なのは必修の「農学リテラシー」だけである。
・月~金まで午前中が座学で午後(3~5限)が実習というスタイルは変わらない。
・実習は早ければ15時、遅くても17時頃に終了する。
・12月頃に研究室の希望調査が行われる。
■Wターム
■【春休みも勉強します】
科目 |
区分 |
開講時限 |
循環器病学 |
必修 |
集中 |
臨床行動学 |
必修 |
集中 |
解剖学実習 |
必修 |
集中 |
細菌学実習 |
必修 |
集中 |
ウイルス学・免疫学実習 |
必修 |
集中 |
・引き続き座学と実習に取り組む。
4年生Sセメスター
■S1ターム
■【研究室に配属される4S1ターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
消化器病学 |
必修 |
月曜1限 |
病理学各論 |
必修 |
火曜2限,水曜1限 |
臨床病理学 |
必修 |
木曜1限 |
麻酔・鎮痛学 |
必修 |
金曜1限 |
内分泌病学Ⅰ |
必修 |
月曜2限 |
画像診断学 |
必修 |
水曜2限 |
公衆衛生学総論 |
必修 |
木曜2限 |
外科学・手術学総論 |
必修 |
金曜2限 |
魚病学(※1) |
必修 |
集中 |
基礎臨床学実習Ⅰ(※2) |
必修 |
集中 |
獣医公衆衛生学実習 |
必修 |
集中 |
寄生虫学実習 |
必修 |
集中 |
病理学実習 |
必修 |
集中 |
卒業論文(※3) |
必修 |
集中 |
(※1)獣医以外の先生が担当し、養殖魚で蔓延しやすい細菌やウイルスの病気について学ぶ。魚類について学ぶ唯一の科目。
「病原体の名前・症状・魚種を押さえるのに苦労した」(理二→獣医)
(※2)東大付属動物医療センターを1日訪問する。研修医の先生について、診療の様子を見学させてもらう。
(※3)4年次から研究室に配属されるが、6年次に卒業するまでに論文が完成すれば良い。
・引き続き座学と実習に取り組む。
・3年12月頃に実施される研究室配属の希望調査を基に、4年次から研究室に配属される。他専修と異なり、卒業論文は6年次に卒業するまでに完成すれば良い。
■SPターム
■【実習が本格化する4SPターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
食品衛生学 |
必修 |
月曜1限 |
外科消化器病学 |
必修 |
火曜2限,水曜1限 |
野生動物医学 |
必修 |
木曜1限 |
獣医倫理・動物福祉学 |
必修 |
金曜1限 |
基礎臨床学実習Ⅰ(※2) |
必修 |
集中 |
獣医公衆衛生学実習 |
必修 |
集中 |
寄生虫学実習 |
必修 |
集中 |
病理学実習 |
必修 |
集中 |
動物衛生学実習(※1) |
必修 |
集中 |
応用獣医学インターンシップ(※2) |
選択必修 |
集中 |
卒業論文 |
必修 |
集中 |
(※1)月~金まで、泊まり込みで牧場に行く。牧場にいる動物の採血を行って、血液・生化学検査に取り組む。
(※2)「地方自治体のインターンに行った」(理二→獣医)
・他のターム/セメスター同様、座学と実習が開講される。
・他専修と異なり、卒業論文は6年次に卒業するまでに完成すれば良い。
4年生Aセメスター
■A1ターム
■【卒業実験をはじめる人もいる4A1ターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
肝臓病学 |
必修 |
月曜1限 |
毒性学 |
必修 |
火曜1限 |
神経外科学 |
必修 |
水曜1限 |
泌尿器病学 |
必修 |
木曜1限 |
外科泌尿生殖器病学 |
必修 |
金曜1限 |
人獣共通感染症学 |
必修 |
月曜・水曜2限 |
獣医疫学 |
必修 |
火曜2限 |
内分泌病学Ⅱ |
必修 |
木曜2限 |
外科軟部組織病学 |
必修 |
金曜2限 |
基礎臨床学実習Ⅰ(※2) |
必修 |
集中 |
獣医公衆衛生学実習 |
必修 |
集中 |
寄生虫学実習 |
必修 |
集中 |
病理学実習 |
必修 |
集中 |
基礎臨床学実習Ⅱ |
必修 |
集中 |
動物衛生学実習 |
必修 |
集中 |
毒性学実習(※1) |
選択必修 |
集中 |
卒業論文 |
必修 |
集中 |
(※1)薬品も過剰摂取すれば害になり得る、ということを学ぶ。
・早い人は卒業研究に向けて実験を始める。研究室によって異なるが、4年次SPタームから始めるところもある。
・研究室は、一部コアタイムがあるところもあれば、定期的なゼミが主の研究室もある。
■A2ターム
■【授業の獣医らしさが増す4A2ターム】
科目 |
区分 |
開講時限 |
神経病学 |
必修 |
月曜1限 |
臨床繁殖学 |
必修 |
火曜1限 |
運動器病学 |
必修 |
水曜1限 |
臨床繁殖学 |
必修 |
木曜1限 |
外科呼吸器循環器病学 |
必修 |
金曜1限 |
毒性学 |
必修 |
月曜2限 |
臨床薬理学 |
必修 |
火曜2限 |
血液病学 |
必修 |
水曜2限 |
獣医疫学 |
必修 |
木曜2限 |
眼科学 |
必修 |
金曜2限 |
基礎臨床学実習Ⅰ |
必修 |
集中 |
獣医公衆衛生学実習 |
必修 |
集中 |
寄生虫学実習 |
必修 |
集中 |
病理学実習 |
必修 |
集中 |
基礎臨床学実習Ⅱ |
必修 |
集中 |
動物衛生学実習 |
必修 |
集中 |
毒性学実習(※1) |
選択必修 |
集中 |
卒業論文 |
必修 |
集中 |
・外科呼吸器循環器病学、眼科学など「獣医」らしい授業が増える。
■5年生
■【CBT試験に挑む5年次】
・春(5~6月)にCBT試験(獣医師の国家資格の仮免許試験)が行われ、学生獣医師の資格取得を目指す。
・取れないと留年するだけでなく、病院での臨床実習に参加できなくなるため、きちんと対策をする必要がある。一度で合格できなかった場合は追試験がある。
・CBT試験は、それまでに扱ったことすべてが試験範囲。ボーダーは6割。
・座学の試験に加えて、実技試験OSCE(オスキ)を受験し、こちらにも合格する必要がある。牛の聴診の取り方や手術着の着方、糸の結び方、飼い主さんへの問診の取り方が出題内容。なお、学科で対策をしてくれる。
・3月頃から勉強を始める人が多い。
・就活する人は5年次に行う。
・必修の「小動物内科/外科臨床実習」では、ポリクリと呼ばれる”病院の各診療科を回って行う臨床実習”のために、動物医療センターを訪問して内科、外科をそれぞれ11日ずつを見学する。※2020年度はコロナによって全10日に圧縮された。
・「大動物臨床・臨床繁殖実習」では、地方の家畜診療所を訪問し、家畜の臨床現場を知る。2020年度は、20名が千葉、10名が山形の家畜診療所を訪れた。
・「総合臨床学インターンシップ」では、希望者は海外実習に行くことができる。※コロナの状況次第で変更の可能性あり。
長期と短期があり、長期ではタイに3か月訪問する。この場合は、日本での実習に参加する必要がなくなる。短期では、台湾または韓国にそれぞれ1週間訪問する。
■6年生
■【卒論と国家試験に挑む6年次】
・きちんと単位を取り切っていれば座学はほぼ受講する必要はない。
・ポリクリ(5年次参照)には継続的に参加する。
・卒業論文では、文献調査やフィールド調査ではなく実験に取り組む人が多い。
・12月に卒論を提出し、発表する。
・2月に国試がある。5年次のCBT試験とは異なり、国試に落ちても卒業はできるが、獣医師の免許はもらえない。