2年生Aセメスター
■依然として重たい2A
・月~金の毎日に1~4限の計20コマが詰め込まれるのが基本的。課題は出るが、授業内容の確認の側面が強くそれほど重いものではない。
・2Aで開講される電気関係の科目は、3年生以降で履修する科目の基礎となるので、必修を含め週最低16,7コマ程度履修しておくことが推奨される。
・授業は全部駒場キャンパス(11号館が多い)で、電電&電情130名合同。
・1月の試験が比較的ハードだが、数学系の科目で2個の中間試験もあり、期末前以外でも勉強が必要だった。
・2Aの科目数は多く、3Aに行われる研究室選び(研振り)の点数に反映されやすいので、2Aが頑張り時。
※研振り(=研究室振分け)の基準として、昔(2017年度進学者あたりまで)は、点数×評点の総和を取る「合計点制度」が採用されていたこともあり、もっとコマ数戦争がすごかった。とはいえ、今でもコマ数が多いのは事実である。
3年生Sセメスター
■実験が多い3S
・実験が多い。月火木の3,4限が実験で、普段の座学講義の応用というイメージ。課題はレポートが多い。
・座学も月~金1,2限に入れられる。学習内容は2Aまでの科目の応用が多い。
・コンタクトグループという名前で、実験班(電電2名×電情2名×教授准教授2名程度)が構成される。履修の相談をしたり、ご飯に一緒に行ったりすることも。EEICでは、履修につき教授の判子を貰ったうえで事務に提出するのが原則となっているので、コンタクトグループの教授准教授等にお願いすることが多いらしい。
・金曜日の午後は講義が開かれず、工場見学が行われる(希望制)。柏キャンパスや先端研などEEICの研究室だけでなく、国立情報研究所やファナック、日立などにも見学に伺う。あくまで希望制なうえ、その時間帯にアルバイトを入れる学生も多く、各自3S中に5回程度参加するのが一般的とみられる。
■研振りについて
・3S末にコース選びが行われる。電情と電電の学生は6つのコース(電情寄りのA1, A2、電電寄りのB1, B2、中間のAS, BS)に分かれる。電情はA1, A2またはAS、電電はB1,B2またはBSが選択可能。各コースに応じて取るべき科目が若干異なる。コース分けに人数制限はなく自由選択である。
・必要単位数が少ないB2コースを選択し、電情の研究室に進むだけの点数上げを行う電電の人が少なからず存在する。
3年生Aセメスター
■実験が多い3A
・3Sと同じく、実験が月火木の3,4限に配置される。普段の座学講義の応用というイメージ。課題はレポートが多い。
・実験のテーマは、3Aでは自由に選択でき、電電の人でも電情系の実験が取れる。取りたい実験の希望を提出のうえ、人気のものは抽選。
・2Aと3Sで授業を多めに履修した人は、その分、授業数の負担が小さく済む。
4年生Sセメスター
■研究室と院試準備
・指定された科目のうち2コマ、4単位が必修となる(3コマ、6単位受けておいて保険かける人もいる)。4単位取れなければ即留年だが、余分に取っておくこともできるので、それほどナーバスになる必要は無い。選択必修として認定される科目はコースによって変わる。
・それ以外の時間は、基本的に卒業研究。先端研、柏、本郷などに研究室が散らばっていて、拘束時間などは研究室による。
・院試準備。
4年生Aセメスター
・卒業研究のみ。