2023.3.12
A群(思想文化_イスラム学)
人数 |
2名程 |
---|---|
ジェンダーバランス |
年により異なる |
要求/要望科目 |
・要求科目 ・要望科目 |
就活or院進 |
母数が小さく、年による。他研究科や他大学から修士課程に入学する学生も一定数いる。 |
公式サイト |
イスラム教の思想や文化そのものを、主として文献によって歴史的・実証的に研究し、教育活動を行う。研究対象は広く、イスラム教以前の古詩から、中世イスラム世界の教育制度、イスラム原理主義まで扱う。
研究方法も様々で、古典的な思想史的文献学的研究はもちろん、哲学、宗教学、法史学、比較法学の立場からのアプローチも可能。
学科の特徴としては、イスラム文化全般を扱うため、自由度が高いことが挙げられる。他学科の授業を受けたり、逆に他学科の学生が授業を受けに来ることもある。
科目 | 必修科目 | 必要単位 |
---|---|---|
イスラム学概論 | 必修 | 4単位 |
イスラム学概説 | 必修 | 2単位 |
イスラム学特殊講義 | 選択必修 | 10単位 |
イスラム学演習 | 選択必修 | 6単位 |
アラビア語学 | 必修 | 4単位 |
卒業論文 | 必修 | 12単位 |
卒業に必要な単位 | 76単位 |
受け入れ枠 | 第一段階 | 第二段階 |
---|---|---|
文Ⅲ(指定科類) | 40 | 9 |
全科類 | 9 | 12 |
文学部A群、思想文化コースとして、「哲学専修」「中国思想文化学専修」「インド哲学仏教学専修」「宗教史宗教史学専修」「美学芸術学専修」「イスラム学専修」を目指す学生と同じ群に志望を出す。指定科類(文Ⅲ)枠で全体の9割近くが埋まり、残りが全科類枠となる。
そもそも人が少ないので傾向は特に無い。就活に力をいれる人もいれば、研究に夢中になる人、部活を頑張る人と、様々。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
クルアーンとイスラム諸学 | イスラム学概論Ⅱ | 金曜4限 |
イスラム学文献講読 | イスラム学演習Ⅱ | 水曜3限 |
※持ち出し専門科目のみ記載
・必修は無し
・印象に残った授業
イスラム学演習:古典アラビア語講読なので実践的で力がつく。初学者でも先生が丁寧に優しく教えてくれる。
・授業外で印象的なこと
研究室は席数が多いので学部生も広々と使える。雰囲気も和やかで落ち着いており、少しでもわからないことがあれば周りの院生に声をかけると快く相談に乗ってもらえる。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
イスラームとアフリカ | イスラム史概説 | 水曜5限 |
イスラーム経済論 | イスラム学特殊講義Ⅱ | 集中 |
ペルシア神秘主義研究 | イスラム学特殊講義Ⅲ | 金曜3限 |
イスラム学文献講読 | イスラム学演習Ⅰ | 水曜3限 |
履修生が少ないこともあり、演習では先生がひとりひとりの理解をしっかり確認しつつ進めてくれるので、安心して学ぶことができる。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
近現代イスラーム政治思想史 | イスラム学特殊講義Ⅰ | 集中 |
ペルシア神秘主義研究(2) | イスラム学特殊講義Ⅳ | 金曜3限 |
イランとイスラム神秘主義 | イスラム学特殊講義V | 火曜3限 |
就活や卒論で徐々に忙しくなる。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
卒業論文(卒業論文指導を含む) |
必修・必要単位数を3, 4年次のどこかで取り切れればよいので、4S, 4Aに単位をたくさんとる人もいる。特に「イスラム学演習」についてはほ学生のうち多くが4Aまで毎セメスター履修する。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
卒業論文(卒業論文指導を含む) |
卒論執筆に専念する学生が多い。
基本的には学科説明会で言われる通り。もしイスラム学で院進してしっかり学びたい場合は2年生までにアラビア語を学んでおくと楽かもしれない。とはいえ未修のまま進学してきても苦労や不自由がないように設計されている。
(文二→イスラム学)
イスラム学に強く関心があったので迷わなかった。周りの学生には、純粋にイスラムを勉強してみたいという人から、進学選択で非常に選択肢が限られていたために選ぶ余地がなかったという人まで様々。
(文二→イスラム学)
項目 | 内容 |
---|---|
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) |
【5】 |
LINE | 有 |
Slack | 無 |
オフラインでのつながり | 有 |
上下のつながり | 有 |
コロナ前は研究室に行くと学部生と院生がおり、基本的には個々人が集中して作業をしているが、お互い学問のことでも雑談でも気軽に声をかけて歓談していた。親しい人同士でランチなどに行くこともあり、程よい距離感であった。
その他、学期末などの節目には和やかな飲み会もあり楽しいが、参加は個人の自由となっており、無理のないつきあい方でやっていくことができた。
全体での繋がりについては、学期末などの飲み会があり、学部生から博士課程の院生や先生まで、学問的なことからエンタメなどまで三者三様に歓談していた。個人的な繋がりもあり、修士・博士課程の先輩ともカフェでお茶したり学食に行ったりと、落ち着いた雰囲気ながらも学年を越えて仲良くしていた。
コロナ発生後は上記のようなことはないが、感染対策を徹底した上で、例えば距離をおいてマスク着用の上で研究室内で意見交換するなどの交流は行われている。
項目 | 内容 |
---|---|
1クラス当たりの人数 | 講義は20名前後、演習は1~6名前後(※) |
成績評価 | 講義ではレポート、演習では授業への参加度が中心 |
(※)セメスターによってかなり異なる。
〈研究室紹介〉
東京大学イスラム学研究室
柳橋 博之先生 : イスラーム法(7世紀~13世紀)
菊地 達也先生 :シーア派思想
参考
文学部に共通だが、卓越大学院プログラムがある。プログラムに採用されてきちんと研究をしていれば給料をもらうことができる。申し込みは学部3年の時なので見逃さないよう注意することが必要。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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G群(言語文化_英語英米文学専修)