■どんな学部?
研究対象となる言語は、日本語・英語・中国語・韓国朝鮮語などの比較的身近な言語から、これらの言語の方言、そしてアジア・アフリカ・南北アメリカ・太平洋地域の、ほとんどその名を聞いたことのないような、今まで誰も研究を試みたことのないような言語、さらにはまた、最後の話し手がごく少数残っているだけで、まさに消滅寸前の状態にあるといえるような言語まで含む。また、古代の言語のようにある程度の資料を残したまま既に消滅してしまった言語も対象となる。 その際に、個別言語の分析でも、あるいは一般的な言語理論を扱う場合にも、一次資料・データに基づいて実証的な議論を展開することが基本である。 データの分析には学生室の Windows, Mac, Linux のコンピュータを使用できるほか、スクリプティングによる分析法の指導を受けることもできる。
■言語学専修の諸制度
科目 |
必修科目 |
必要単位 |
言語学概論 |
必修 |
4単位 |
言語学特殊講義 |
選択必修 |
12単位 |
言語学演習 |
必修 |
8単位 |
音声学 |
必修 |
2単位 |
比較言語学 |
必修 |
2単位 |
卒業論文or特別演習 |
必修 |
12単位 |
他学部他学科科目 |
自由 |
36単位 |
卒業に必要な単位 |
|
76単位 |
卒業までに必要な単位は76単位。そのうち36単位までは、他学科の授業を含めることができる。
「概論」で4単位、「特殊講義」で12単位、「演習」で8単位、「音声学」で2単位、「比較言語学」で2単位の修得が必要、卒論12単位を含めると、本専修修了に最低限必要な単位は40単位となる。
■進学定数は?
・定員数と各科類からの受け入れ数
| 受け入れ枠 | 第一段階 | 第二段階 |
| :---: | :---: | :---: |
| 文Ⅲ | 62 | 15 |
| 全科類 | 14 | 15 |
■内実は?
・言語学に興味があって進学した学生と、なんとなく言語学を選んだ学生とが半々くらいの印象。
・2年生までの間に何言語も勉強した学生が結構いる。
・理系出身の割合が他に比べると多め。
・どの先生も学生思いで良い人。
■各コースの違い
文学部には人文学科しかないので、各コースが他の学部でいう学科(研究室)の扱い。