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文学部
Gフランス語フランス文学専修

基本情報

人数

5-10名程度

男女比

男:女=4:1程度

要求/要望科目

要求科目
なし


要望科目
なし

就活or院進

就職:院進=4:1程度

公式サイト

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/futsubun/

学科概要

■どんなコース?

 文学部 人文学科 言語文化コース フランス語フランス文学専修では、フランス語とフランス文学を学ぶ過程で、ルネサンス・ユマニスム、近代合理思想、啓蒙思想、フランス革命思想など、常に時代を切り開いてきたフランス文学の持つダイナミスムを身につけることができる。
 授業は厳密なテクスト講読の形をとり、自己の解釈を常に辞書や参考文献と対照させて批判的に検討する読解態度を習得することを目的とする。専任日本人教員は現在5名で、中世文学から20世紀文学までを専門的かつ幅広く学ぶことが可能。外国人教師・外国人非常勤講師によるフランス語の授業も多く、実践的なフランス語の運用能力が獲得できる。
 エコール・ノルマル・シュペーリウール(高等師範学校)をはじめとする教育機関と提携関係にあり、毎年大学院の学生から数名を留学生として送り出し、フランスでの博士論文提出者の数は多い。フランスの学界との交流も盛んで、年に10名内外のフランス人研究者が研究室を訪れて講演会やセミナーが催されるほか、提携先からもフランス人留学生を受け入れている。
 

■卒業要件単位

卒業必要単位数は合計76単位以上。専修の必修科目48単位(卒業論文12単位含む)、文学部の他専修や他学部の科目(教育実習を含む)28単位からなり、他専修・他学部からの履修が比較的自由である点が特徴。
 
・卒業要件単位一覧

必修科目名 認定科目 単位数
フランス語学概論 フランス語学概論/フランス語学フランス文学演習Ⅶ・Ⅷ 4
フランス文学史概説 フランス文学史概説/特殊講義Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ 4
フランス語学フランス文学特殊講義 特殊講義/フランス語圏言語文化/ギリシャ語Ⅰ・Ⅱ/ラテン語初級Ⅰ・Ⅱ/ラテン語中級Ⅰ・Ⅱ 12
フランス語学フランス文学演習 演習 16
卒業論文 12
他専修及び他学部の科目(教育実習含む) 28

※「特殊講義」は「フランス語学フランス文学特殊講義」を、「演習」は「フランス語学フランス文学演習」をそれぞれ指す。
 

■進学定数は?

・定員数は言語文化コース全体で106名。各専修ごとの定数は特に定められていないため、専修は成績に関わらず選択することができる。
・定員数と各科類からの受け入れ数

受け入れ枠 第一段階 第二段階
文Ⅲ(指定科類) 62 15
全科類 14 15

 

■内実は?

〈授業について〉
 所属学生はインドア派が多い傾向にある。何か他のことにも力を入れている人も多いが、部活やバイトや違う分野の勉強など人それぞれで、良くも悪くも個人主義という印象。それぞれ好きな作家の本を読む傍ら授業を受けているという感じで、教員もそれを歓迎する姿勢なので、自分のやりたいことをやりやすい環境である。
 また、教員が非常に親身であるため、フランス語の勉強の仕方・留学/院進学についてなど、助けが必要なことがあれば何でも相談できる。
 
〈進路について〉
 過去の卒業生の主な就職先は以下の通り。
 
講談社 文藝春秋 共同通信 讀賣新聞 アイ出版 NHK テレビ東京 静岡放送 大和証券 大和総研 東レ ソフトバンク Google JSOL JX 鹿島建設 福岡 銀行 大鵬薬品 JR 東海 東京大学職員
 
 卒業生の8割が就職し、大学院に進学するのは2割程度となっている。以前は仏文で学んだ批判精神を生かして新聞・出版業界に就職する学生の割合が高かったが、現在は多岐にわたるジャンルの職種に就職している。

卒業までの流れ

2年生Aセメスター


 ■フランス語テコ入れの2A

科目 区分 開講時限
特殊講義Ⅱ 選択必修 A月曜3限
演習Ⅵ 選択必修 A火曜2限
演習Ⅳ 選択必修 A火曜3限
フランス文学史概説 選択必修 A水曜4限
フランス語圏言語文化 選択必修 A水曜5限
演習Ⅱ 選択必修 A木曜4限
史学概論 A金曜2限
演習Ⅹ 選択必修 A金曜2限
演習Ⅷ 選択必修 A金曜3限

 
※「特殊講義」は「フランス語学フランス文学特殊講義」を、「演習」は「フランス語学フランス文学演習」をそれぞれ指す。
 
・フランス語で行われる授業は、フランス語を始めたばかりだったので初めは何を言っているのかわからなかったが、授業に出ているうちに少しずつわかるようになった。また、博士課程の先輩がフランス語文法を教えてくれる時間が週に1回あるため、フランス語が未修で進学しても問題ない。
・留学に行きたい場合、他の学科では基本的に半年間の留学でも卒業が1年遅れることが多いが、仏文では2Aで演習の授業を2つ取っていれば、半年間の留学なら予定通り卒業できる。



3年生Sセメスター


 ■授業本格化、3S

科目 区分 開講時限
特殊講義Ⅴ 選択必修 S月曜2限
特殊講義Ⅰ 選択必修 S月曜3限
特殊講義Ⅷ 選択必修 S月曜4限
演習Ⅴ 選択必修 S火曜2限
演習Ⅲ 選択必修 S火曜3限
演習Ⅴ 選択必修 S火曜2限
特殊講義Ⅳ 選択必修 S水曜4限
特殊講義Ⅲ 選択必修 S水曜5限
フランス語学概論 選択必修 S木曜3限
演習Ⅰ 選択必修 S木曜4限
演習Ⅸ 選択必修 S金曜2限
演習Ⅶ 選択必修 S金曜3限
特殊講義Ⅸ 選択必修 S2集中

 
※「特殊講義」は「フランス語学フランス文学特殊講義」を、「演習」は「フランス語学フランス文学演習」をそれぞれ指す。
 
・カミュの『ペスト』を読む授業が特に印象的だった。コロナがちょうど始まった時で、本の内容と自分たちの置かれている状況を比較しながら読むのが面白かった。先生もそれを意図してこの著作を選んだと仰っていた。
・どのセメスターにも共通していることだが、各セメスター必ず演習を2つ取らなければならない。これを忘れて留年した先輩もいるので注意。



3年生Aセメスター


 ■研究関心を絞りこみ始める3A

科目 区分 開講時限
特殊講義Ⅵ 選択必修 A月曜2限
フランス語概論Ⅱ 選択必修 A木曜3限
特殊講義Ⅶ 選択必修 A金曜4限

 
※「特殊講義」は「フランス語学フランス文学特殊講義」を、「演習」は「フランス語学フランス文学演習」をそれぞれ指す。
 
・ボードレール『悪の花』を読む授業が特に記憶に残っている。授業の最後には気に入った詩を暗唱して解説するというのが試験だった。詩の授業ではよく畠山先生という先生が他大学から来てくださるが、とてもわかりやすい。



4年生Sセメスター


 ■卒論準備開始、4S

科目 区分 開講時限
特殊講義Ⅴ 選択必修 S月曜2限
特殊講義Ⅰ 選択必修 S月曜3限
特殊講義Ⅷ 選択必修 S月曜4限
演習Ⅴ 選択必修 S火曜2限
演習Ⅲ 選択必修 S火曜3限
演習Ⅴ 選択必修 S火曜2限
特殊講義Ⅳ 選択必修 S水曜4限
特殊講義Ⅲ 選択必修 S水曜5限
フランス語学概論 選択必修 S木曜3限
演習Ⅰ 選択必修 S木曜4限
演習Ⅸ 選択必修 S金曜2限
演習Ⅶ 選択必修 S金曜3限
特殊講義Ⅸ 選択必修 S2集中

 
※「特殊講義」は「フランス語学フランス文学特殊講義」を、「演習」は「フランス語学フランス文学演習」をそれぞれ指す。
 
・興味深かったのは、ラ・フォンテーヌの寓話詩を読む授業。イソップ寓話を元にしているため、比較して読むと面白い。多くの人に馴染みのある話も多く、フランス語がわからない人でも内容が理解しやすいはず。
・そろそろ卒論のテーマを確定させる時期。12月下旬提出を見据えて動き出す。



4年生Aセメスター


 ■集大成の4A

科目 区分 開講時限
卒業論文 必修 A集中

 
・卒論で忙しくなる時期で、4年生は演習以外の授業にあまり出てこなくなる。

入る前の想像と実際

・「ギャップはない。それぞれ好きな作家や本を読む傍ら授業を受けているという感じで、先生もそれでいいと思っているので、やりやすいと思う。また、先生がすごく親身。何か助けが必要なことがあれば何でも相談したらいいと思う(フランス語の勉強の仕方、留学について、院進学についてなど)。毎週課題がある授業はそう多くなく、基本的にはセメスターの終わりに4000字程度のレポートを提出するのみで、バイトや他に打ち込みたいこととのバランスは取りやすいのではないか。」
(理Ⅱ→仏文)

選んだ理由/迷った学科

・「悩んだ学部はなく、フランス語を鍛えるため、留学のチャンスも多そうということで仏文を選んだが、周囲を見ていると教養学部地域文化研究のフランス研究コースと悩んでいる人がいた。仏文はフランス文学が中心で卒論は日本語である一方、教養学部のフランス研究コースの授業ではディスカッションのような形態が多く、卒論は原則フランス語であるため、両学部の比較検討が必要。他には文学部の哲学や英文と悩む人がいるが、決め手はその人次第。」
(理Ⅱ→仏文)

コミュニティとしての機能

項目 内容
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) 2
LINE
Slack
オフラインでのつながり 有(※1)
上下のつながり 有(※2)

※1:コロナ前は研究室、辞書室で自習をしている人たちで話していたが、コロナ後は基本的に研究室が空いていなかったのでオフラインのつながりはなくなった。
※2:前は旅行をしていたらしいが、コロナ禍では行われていない。進学時に院生も合同で歓迎会が行われるが今年はコロナで控えている。
 個人的な繋がりに関しては、自分で連絡をとれば対応してくれる先輩ばかり。留学のことや卒論のことで相談したいことがあれば、Slackで積極的に連絡してみてほしい。

授業スタイル

項目 内容
1クラス当たりの人数 10名前後
成績評価 出席/レポート/期末試験(※)

※:日本語の授業はレポートがほとんどだが、詩の授業では暗唱などのテストがあることも。フランス語の授業はフランス語での発表やライティングが評価対象。
出席を加味すると明言している先生はいないが、あまりに来ないと単位をあげにくいと言っている教員はいる。

研究室・資料

〈研究室紹介〉
専任教員紹介
 
○教員紹介(一部)
塚本昌則先生:ポール・ヴァレリーを中心とする20世紀フランス文学
 
塩塚秀一郎先生:フランスの実験文学集団ウリポとりわけレーモン・クノーやジョルジュ・ペレック
 
王寺賢太先生:18世紀後半、いわゆる「啓蒙の時代」のフランスと西欧における歴史叙述と政治=経済思想の交錯
 
マリアンヌ=シモン先生:フランスと日本におけるテキストとイメージ、ビジュアル・ポエトリー(視覚詩)、文字絵

特別な制度・その他

オープンハウス:例年5月末に1週間ほど、文学部オープンハウスが実施される。この期間は、本郷キャンパスにある文学部の全ての専修課程で、研究室事務室が前期課程生に開放されるほか(教員の個人研究室は除く)、多くの授業を見学することができる。
 
研究室見学:仏文研究室では、文学部オープンハウスの期間以外でも前期課程生の見学を歓迎している。研究室は、本郷キャンパス文学部3号館3階(開室:月~金、11時~17時)に位置する。進学に関しての相談や研究室への質問、仏文教員との面談を希望する場合、研究室へ電話かメールで連絡することができる。

最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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