文学部
G英語英米文学専修

G群(言語文化_英語英米文学専修)

目次

    基本情報

    人数

    35名程度(1学年15名程度)

    男女比

    男:女=6:1程度

    要求/要望科目

    要求科目
    なし


    要望科目
    なし

    就活or院進

    就職:院進=7:1程度

    公式サイト

    http://www.l.u-tokyo.ac.jp/english/

    学科概要

    ■どんなコース?

     文学部 人文学科 言語文化コース 英語英米文学専修課程は、およそ英語学、英文学、アメリカ文学に専攻が分かれる。学科としての必修科目をどの専攻からも1科目ずつ履修することを除けば、好みの専攻の勉強に集中できるといえる。卒論は英文30ページ分とかなりタフだが、専門の近いスタッフや助教が、書き方や参考書目などについて積極的に相談に応じてくれる。学科全体として、教員の面倒見が良い。
     

    ■卒業要件単位

    卒業必要単位数は合計76単位以上。専修の必修科目48単位(卒業論文12単位含む)、文学部の他専修や他学部の科目(教育実習を含む)28単位からなり、他専修・他学部からの履修が比較的自由である点が特徴。
     
    ・卒業要件単位一覧

    必修科目名 認定科目 単位数
    英語学概論 英語学概論 4
    英文学史概論 英文学史概論 4
    米文学史概論 米文学史概論 4
    英語学英米文学特殊講義 英語学英米文学特殊講義/英語圏言語文化特殊講義/言語学概論Ⅰ・Ⅱ/音声学Ⅰ・Ⅱ/比較言語学Ⅰ/国語学概論Ⅰ 8
    英語学英米文学演習 英語学英米文学演習 16
    卒業論文 12
    他専修及び他学部の科目(教育実習を含む) 28

     

    ■進学定数は?

    ・定員数は言語文化コース全体で106名。各専修ごとの定数は特に定められていないため、専修は成績に関わらず選択することができる。
     
    ・定員数と各科類からの受け入れ数

    受け入れ枠 第一段階 第二段階
    文Ⅲ(指定科類) 62 15
    全科類 14 15

     

    ■内実は?

    〈授業について〉
     授業における議論などは日本語で行われ、英米文学の邦訳を読む機会もある
    ため英語が得意であることはマストではないが、英語好きであったり、上手だったりする人が多い。帰国子女は1つの授業につき毎回2-3人ほどいるものの、必ずしもそうしたバックグラウンドを持つ学生ばかりではなく、純粋に英文学・アメリカ文学が好きな人が集まっていると言える。一方で、体育会系の部活に所属するなど、勉学以外の分野において精力的に活動している人も少なくない。
     
    〈進路について〉
     例年1-2人が院進し、残りは就職する。就職先について、出版社は毎年一定数いるほか、劇団や映画、メディア関連の職種に就く人もいれば、金融関係に行く人もいたりと、英文科は幅広い業種に卒業生を送り出している。アメリカ文学や英文学を本格的に学びたい場合は海外院に行くこともあるが、英米文学研究において東大の英文科は国内トップレベルの質を誇るため、国内に留まるという選択肢もある。留学から戻ったのち、東大の研究室で助教をを務めるケースもある。文学部全体としては約20%程度が院進、60%が就職、残り20%は資格取得や院試のための勉強を続けるという内訳になっている。
     

    ■英語学・アメリカ文学・英文学の違い

     英語学は、一時期の言語構造の解明を目指す共時的研究と、言語変化の諸相を研究する通事的研究の2分野を含んでいる。各々がさらに多くの分野に分かれるが、すべての基礎として、言語の一般的性質・仕組みについて正確な理解をもつ必要がある。授業では、英語の詳細な事実と、その理論上の意味合いを総合的に把握する訓練に重点をおく。
     アメリカ文学・英文学では英米文学全般を対象としつつ、英米以外の英語圏の文学や児童文学・大衆文学などのいわゆるサブ・ジャンル、美術や音楽と文学との諸関係などについて卒論で扱うこともできる。またいわゆる社会的、文化的アプローチも歓迎され、英米のものを中心とした文学理論・批評理論そのものの研究も可能。授業では文学作品(散文・詩を含む)精読が中心。
     2Aに必修の入門講義があり、そこで英語学・アメリカ文学・英文学を一通り学ぶため、これを参考にして興味分野を絞り込み、該当する分野の授業を多めに取る人も多い。

    卒業までの流れ

    2年生Aセメスター


     ■必修が少なめの2A

    科目 区分 開講時限
    特殊講義ⅩⅡ 選択必修 A木曜4限
    特殊講義Ⅸ 選択必修 A木曜5限
    史学概論 A金曜2限

     
    ※「特殊講義」は「英語学英米文学特殊講義」を指す。
     
    ・英語英米文学入門の授業(2021年度は「英語学英米文学特殊講義Ⅸ」に該当)は興味分野を絞りこむ際のヒントとなる。この時期は先取りして専門の授業を取る人もいれば、他学部の授業を履修する人など様々。
    ・演習では本を読みつつ発表し、その場でフィードバックをもらうという形式が中心。



    3年生Sセメスター


     ■授業本格化、3S

    科目 区分 開講時限
    英語学概論Ⅰ 必修 S月曜4限
    演習Ⅰ 選択必修 S月曜5限
    英文学史概説Ⅱ 必修 S火曜3限
    特殊講義Ⅳ 選択必修 S火曜4限
    演習Ⅷ 選択必修 S水曜2限
    演習Ⅸ 選択必修 S水曜3限
    特殊講義Ⅱ 選択必修 S水曜4限
    特殊講義Ⅵ 選択必修 S水曜4限
    演習Ⅵ 選択必修 S水曜5限
    特殊講義Ⅶ 選択必修 S木曜2限
    特殊講義ⅩⅠ 選択必修 S木曜4限
    演習ⅩⅠ 選択必修 S金曜2限
    英語圏言語文化特殊講義 選択必修 S金曜3限
    特殊講義ⅩⅤ 選択必修 S金曜3限
    米文学史概説Ⅰ 必修 S金曜4限
    演習Ⅳ 選択必修 S金曜5限

     
    ※「特殊講義」は「英語学英米文学特殊講義」を指す。
     
    ・英語表現法Ⅰ・Ⅱ、Introduction to Narrative Theoryの3科目は3年生の間に必ず履修しなければならないほか、演習は全タームにわたって履修し続ける。
    ・3年生の早い段階から興味があれば卒論に関する授業を取れる。
    ・アメリカ文学の演習が面白い。アメリカ散文(詩/散文)を読んだ上で自分の見解も結構盛り込んだ発表を行い、これに対し教員がコメントをすることで議論を盛り上げる。
    ・2021年度Sセメスターから対面授業が再開されている。演習などの少人数での授業は半分以上は対面、講義形式はオンラインが多い。



    3年生Aセメスター


     ■研究関心を絞りこみ始める3A

    科目 区分 開講時限
    英語学概論Ⅱ 必修 A月曜4限
    演習Ⅱ 選択必修 A月曜5限
    英文学史概説Ⅰ 必修 A火曜3限
    特殊講義ⅤⅠ 選択必修 A火曜4限
    演習Ⅹ 選択必修 A水曜3限
    特殊講義Ⅲ 選択必修 A水曜4限
    演習Ⅲ 選択必修 A水曜4限
    演習Ⅶ 選択必修 A水曜5限
    演習Ⅷ 選択必修 A木曜2限
    演習ⅩⅢ 選択必修 A木曜2限
    特殊講義ⅩⅣ 選択必修 A木曜4限
    演習ⅩⅡ 選択必修 A金曜2限
    特殊講義ⅩⅥ 選択必修 A金曜3限
    英語圏言語文化特殊講義 選択必修 A金曜3限
    米文学史概説Ⅱ 必修 A金曜4限
    演習Ⅴ 選択必修 A金曜5限
    特殊講義Ⅹ 選択必修 A2集中

     
    ※「特殊講義」は「英語学英米文学特殊講義」を指す。
     
    ・文学部の規定上、1ターム毎に演習の授業の履修が必須。



    4年生Sセメスター


     ■卒論準備開始、4S

    科目 区分 開講時限
    英語学概論Ⅰ 必修 S月曜4限
    演習Ⅰ 選択必修 S月曜5限
    英文学史概説Ⅱ 必修 S火曜3限
    特殊講義Ⅳ 選択必修 S火曜4限
    演習Ⅷ 選択必修 S水曜2限
    演習Ⅸ 選択必修 S水曜3限
    特殊講義Ⅱ 選択必修 S水曜4限
    特殊講義Ⅵ 選択必修 S水曜4限
    演習Ⅵ 選択必修 S水曜5限
    特殊講義Ⅶ 選択必修 S木曜2限
    特殊講義ⅩⅠ 選択必修 S木曜4限
    演習ⅩⅠ 選択必修 S金曜2限
    英語圏言語文化特殊講義 選択必修 S金曜3限
    特殊講義ⅩⅤ 選択必修 S金曜3限
    米文学史概説Ⅰ 必修 S金曜4限
    演習Ⅳ 選択必修 S金曜5限

     
    ※「特殊講義」は「英語学英米文学特殊講義」を指す。
     
    ・文学部の規定上、1ターム毎に演習の授業の履修が必須。



    4年生Aセメスター


     ■集大成の4A

    科目 区分 開講時限
    卒業論文 必修 A集中

     
    ・卒論提出は例年1月末頃。仮に4年生までに卒業に必要な単位数を取り切っている場合でも、1ターム毎に演習の授業の履修が必須。

    入る前の想像と実際

    ・「ギャップはほとんどなかった。今まで読んだことのない作品に出会いたいと思っていたが、実際にメジャーからマイナーまで幅広い文学作品を読むほか、その文学作品の歴史的文脈の中における立ち位置なども教えてもらえて興味深い。
    All englishの授業は案外少ないので、英語ができなくても問題はなく、翻訳の観点から考えるために邦訳を読むことが推奨される授業もある。」
    (文Ⅰ→英文科)

    選んだ理由/迷った学科

    ・「もともと好きなことを深めたいと思っていたため、迷わず英文科に決定したが、文学部の現代文芸論専修と迷ったという人もいる。また、英文科に所属しつつ教養学部地域文化研究分科の北アメリカ研究コースの授業を履修するケースもある。英文科のメリットは、教授とのコミュニケーション量が多いことだと思う。」
    (文Ⅰ→英文科)

    コミュニティとしての機能

    項目 内容
    ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) 7 (※1)
    LINE
    Slack 有(※2)
    オフラインでのつながり 無(※3)
    上下のつながり 有(※4)

    ※1:学年によるが、今の3年生は7程度。課題などに関して相互扶助が見られる。
    ※2:Slackは文学部のワークスペースがあり、英文科のチャンネルも存在するが、LINEのほうが活発に動いている印象。
    ※3:個人間ではオフラインのつながりがある場合もあるが、学年による差異が著しく、学科メンバーで外食に行くような年度もある。
    ※4:事務的な連絡や、過去問をもらったりするほか、授業で3-4年生が混じることが多い。また、4年生が英文研究室で授業受けていることもあるため、顔を合わせることはあるが、あくまで授業の範囲内でのつながりというイメージ。

    授業スタイル

    項目 内容
    1クラス当たりの人数 演習は10名前後、講義は20名前後
    成績評価 出席/授業内課題/レポート/期末試験※

    ※:出席は20%ほどで、レポートと授業内課題(リアクションペーパー・発表)の比重が高い。演習は文献講読とディスカッションが多いため、そのパフォーマンスも評価対象となる。一方、言語学はテストが多く、コロナ禍でもオンラインでテストが実施されていた。授業全体におけるおおよその割合は、レポート:テスト=7:3程度。

    研究室・資料

    〈研究室紹介〉
    教員一覧
     
    ○教員紹介
    ・後藤和彦先生:アメリカ文学
     特にアメリカ南部の小説が主な研究対象。非常に情熱的な授業が特徴的。
     
    ・新井潤美先生:イギリス文学と比較文学
     主な関心はイギリスの「階級」の概念と文学における表象であり、特にイギリスの小説と18世紀以降のイギリスの演劇、文化を研究対象としている。
     
    渡邉明先生:生成文法統語論の理論
     英語と日本語を主たる研究対象とするが、その他の言語との比較も必要に応じて行う。関心があるのは移動現象全般で、現在はDPの構造と移動との関係の解明を追求している。
     
    阿部公彦先生:英米文学
     特に20世紀初頭の英米モダニズム期の詩やそれ以降の現代詩を研究対象としている。大学入試改革の英語についてなど、教育制度にも関心あり。
     
    諏訪部浩一先生:アメリカの20世紀小説
     そもそも小説とはいったい何なのかという大問題に関心がある。知識量が豊富。
     
    Stephen Clark先生:ウィリアム・ブレイクとロマン主義の詩
     ポスト・コロニアリズム、ジェンダー研究など幅広い分野を射程に入れた研究を実施。英文科における貴重なネイティブ教員。

    特別な制度・その他

    オープンハウス:例年5月末に1週間ほど、文学部オープンハウスが実施される。この期間は、本郷キャンパスにある文学部の全ての専修課程で、研究室事務室が前期課程生に開放されるほか(教員の個人研究室は除く)、多くの授業を見学することができる。

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