2023.4.15
G群(言語文化_スラブ語スラブ文学)
人数 |
5-6名 |
---|---|
ジェンダーバランス |
少人数学科のため、年によって変動する |
要求/要望科目 |
・要求科目 ・要望科目 |
就活or院進 |
就職:院進=1:9 (ほぼ院進する) |
公式サイト |
「スラヴ語スラヴ文学」の名の通り、スラヴ語圏の言語と文学を学ぶ。言語は、ロシア語のみならず、チェコ語やスロヴァキア語など、スラヴ系全体を対象とする。文学分野では文学作品の読解や文学史を扱うほか、20世紀のソ連時代の映画を観るなど、スラヴ語圏の文化を総体的に扱う。
科目 | 必修科目 | 必要単位 |
---|---|---|
スラヴ語学概論 | 必修 | 4単位 |
スラヴ文学史概説 | 必修 | 4単位 |
スラヴ語学スラヴ文学特殊講義 | 選択必修 | 16単位 |
スラヴ語学スラヴ文学演習 | 必修 | 12単位 |
卒業論文 | 必修 | 12単位 |
他学部他学科科目 | 自由 | 28単位 |
卒業に必要な単位 | 76単位 |
卒業までに必要な単位は76単位。そのうち28単位までは、他学科の授業を含めることができる。卒論は12単位。専修の科目で取得する48単位の内訳は、スラヴ語学概論4単位、スラヴ文学史概説4単位、スラヴ語学スラヴ文学特殊講義16単位、スラヴ語学スラヴ文学演習12単位、卒業論文12単位。
・定員数と各科類からの受け入れ数
受け入れ枠 | 第一段階 | 第二段階 |
---|---|---|
文Ⅲ(指定科類) | 60 | 28 |
全科類 | 14 | 15 |
上記は文学部G群(言語文化)全体の定数。この区分ごとに進振りを行う。
人数が少ないから静かな学科。スラブ系の文学に興味がある人が多い。ロシアに留学行っててロシア語堪能な人や、特定の作家に詳しいマニアも多い。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
スラヴ語史入門 | スラヴ語学概論 | 月曜3限 |
近現代ロシア文学史 | スラヴ文学史概説 | 火曜2限 |
スラヴ文学翻案研究 | スラヴ語スラヴ文学特殊講義Ⅴ | 火曜4限 |
・週5-6コマほど
・持ち出しが文学史系を主とする3コマしかなく、他の多くは他学部の科目をとる。文学部は他学部の単位が14単位必要となるため、ここで興味のある他学部の科目を履修できる。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
ボスニア語・クロアチア語・セルビア語初級 | スラヴ語圏言語文化Ⅰ | 水曜3限 |
南スラヴ語比較研究 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義I | 月曜3限 |
チェコ語初級 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義Ⅱ | 水曜2限 |
20世紀ロシア文学理論研究 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義Ⅲ | 金曜3限 |
旧ソ連東欧の映像と文学 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義Ⅳ | 金曜5限 |
ベラルーシの言語と文化 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義Ⅷ | 木曜3限 |
スラヴ語学入門 | スラヴ語学スラヴ文学演習I | 月曜4限 |
ロシア・ソ連文学批評研究 | スラヴ語学スラヴ文学演習Ⅱ | 火曜2限 |
ロシアソ連文学研究(1) | スラヴ語学スラヴ文学演習Ⅲ | 金曜4限 |
ソ連文学読解 | スラヴ語学スラヴ文学演習Ⅳ | 火曜4限 |
・週10コマほど。
・スラ分は人数が少ないため、特殊講義も演習もどちらもほぼ演習形式となり、両者に差異はあまりない。授業内容は講義題目よりも担当教員によって変わる。教員の分野はここからチェックできる。
・文学部の他専修の科目を、専修の科目に振り替えることができる。
例) 言語学専修の言語学の講義や、西洋史で開講されるロシア史の授業などを履修して自学科の単位とみなすことができる。
・ⅠからⅥまである「スラヴ語スラヴ文学演習」のうち複数が、実際には卒論指導に充てられる。3Sから継続的に履修し、卒論を意識しながら授業を受ける構成になっている。
科目 | 区分 | 開講時限 |
---|---|---|
ボスニア語・クロアチア語・セルビア 語研究 | スラヴ語圏言語文化II | 水曜3限 |
ブルガリア語入門 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義VI | 水曜5限 |
ロシア詩研究 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義Ⅶ | 火曜5限 |
スラヴ文学概論 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義Ⅸ | 木曜3限 |
ポーランドの言語と文化 | スラヴ語学スラヴ文学特殊講義Ⅹ | 木曜4限 |
スラヴ語学研究 | スラヴ語学スラヴ文学演習V | 月曜4限 |
ロシア・ソ連文学研究(2) | スラヴ語学スラヴ文学演習Ⅵ | 金曜4限 |
・週10コマほど
・先セメスターと同様、卒論の構想を進めつつ専修や他学科の授業を受講する。
・3Sから継続して卒論指導の演習の授業を履修。3Aの期末にテーマを決定する。
・週5-10コマほど。履修の順番にスタンダードがある訳ではないので、この時期に概論を受講する人も。
・院試の勉強をする。就職する人はほとんどいない。ストレートに同じ専攻の院に上がる人が多い。2020年度は2/2。先生と顔見知りだから内部は有利。
・院試と並行して、卒論を進める。
・授業は受けたい人は週5-10コマほど。
・卒論を完成へ持っていく。
・進学前:いろんなロシアの作家の作品を読んで討論することを想定
・実際:そういった授業もあったが1-2個程度だった。スラ文は大前提として、文学と語学を半々で学習するほか、地域的にはロシアだけでなくスラヴ語圏全体が対象となる。そのため半分程度の授業が語学や文学史で、なかには映像の授業も含まれていた。どちらかというとロシアやスラブ語圏のバックグラウンドを学ぶ授業も多い。
・このような誤解を防ぐために、授業内容はちゃんと把握しておくべき。UTASで授業内容までわかるから、そこまで調べてから入った方が、実際入った時のイメージとのズレを防げる。
(出典:文科二類→文学部)
文2から経済に行こうとしていたが、前期教養の授業を受ける中で数学になじめず。前期課程で文学系の授業を受けて、そこで文学系に進むのが良いと思った。
高校生の時からロシア文学には興味があり、2外もロシア語だったため選択した。
経済学部や文学部社会学専修も楽しそうだと思ったが、性格上データや数字よりも、文学系に進みたいと思った。
(出典:文科二類→文学部)
項目 | 内容 |
---|---|
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) |
3 |
LINE | 無 |
Slack | 無 |
オフラインでのつながり | 有 |
上下のつながり | 無 |
・学生間の繋がりは弱い。そこまで仲が良いという訳ではない。
・学科LINE/Slackは存在せず、連絡は先生からのメーリスを通して行う。
・オフラインでのつながり:年に3-4回、先生主催でお菓子を研究室に持ち寄ってお話する会がある。2020年度は無かったが、これらに出席すれば上の学年とも気軽に話せる人が出てくる。研究室には高頻度で誰かしらがいる。
・上下の繋がりは、過去問が共有される程度。
項目 | 内容 |
---|---|
1クラス当たりの人数 | 10名前後 |
成績評価 | レポート |
・1授業あたり10人弱程度。
・評価はほぼレポートで、試験はほぼない(語学で稀にあるのみ)。
・レポートのテーマは割と学生が自由に選べる。字数は4000字くらいのものがスタンダード、中には2000字程度のものも。演習形式の授業では発表内容に手を加えるだけで期末レポートが完成する場合もあり、レポート負担はそこまで重くない。
・授業は演習形式が主。基本的に先生が説明をして、学生を当てて答えるという形式。語学だと1回の授業で2-3回、文学や映像だと1回程度当たる。
・出欠は明示的には取らないが、演習形式なのでいるかどうかの把握は容易にされる。
〈研究室紹介〉
東京大学スラヴ語スラヴ文学研究室
主な教員と専門分野一覧
三谷惠子教授
楯岡求美准教授
越野剛助教
先生からメーリスを通じてロシア留学や外部の講演会の情報が流れてくる。大学の関与が公式にあるものなのか、先生個人のツテかは定かでない。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に1点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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