教養学部
地域 イギリス研究コース

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教養学科 地域文化研究分科

基本情報

人数

1学年あたり3~5名。内定生含む全学年で10名強。

ジェンダーバランス

少人数のため、年によって変わりやすい。

要求/要望科目

なし

就活or院進

院進率は50%程度※で、若干就活の方が多い。※院進先は、東大の総合文化研究科だけでなく、法学政治学研究科や教育学研究科、海外の大学院なども。

公式サイト

http://british-section.c.u-tokyo.ac.jp

学科概要

■どんなコース?

本コースは、9コースある地域文化研究分科の1コースであり、イギリスと、アメリカ以外の英語圏(オーストラリア・アイルランドなど)を対象とする。進学した学生は、上記地域を広く概観する授業を受講した上で、いずれかの地域に絞って研究を進めていく。そして、その地域文化・社会で出会った問題を考察するのに最もふさわしい学問分野を選び、卒業論文にまとめていく。ディシプリンは歴史・文学などが中心だが、それ以外にも社会・経済・政治といったさまざまな学問的視野から同地域について学ぶ。 

(参考:9つのコース)
イギリス研究 フランス研究 ドイツ研究 ロシア東欧研究
イタリア地中海研究 北アメリカ研究 ラテンアメリカ研究
アジア・日本研究 韓国朝鮮研究


■卒業要件単位

卒業必要単位は76単位以上であり、卒論が10単位、高度教養科目(※1)が6単位、言語科目が22単位(※2)となる。コース科目が22単位で、そのうちの6単位が選択必修であり、5つの科目(Sセメ開講:「イギリス歴史社会論Ⅰ」・「イギリス言語芸術論Ⅰ」、Aセメ開講:「イギリス歴史社会論Ⅱ」・「イギリス政治文化論」・「イギリス言語芸術論Ⅱ」。イギリス科専任の5人の先生が1科目ずつ担当。)の中から3科目以上取らないといけない。
選択必修以外のコース科目は講義科目と演習科目に分かれており、それぞれ4単位以上取る必要がある。必修科目は無く、履修の自由度はかなり高い。
また、コース科目として「論文指導」という科目があり、そこで卒論執筆について指導教員からアドバイスを受ける。


※1 高度教養科目:後期課程の学生が履修することができる、教養学部内の他学科/コース開講科目。自身の専門分野には直結しないことが多い、学際的内容の概論講義やグループワークが多く、国際研修の一部もこれに該当。前期生でいう「主題科目」に該当し、主題科目と合同開催される例も多いので、前期生が講義にいることも。
※2 言語科目
英語が18単位、その他同一言語(専門地域の言語)4単位の修得が必須となる。
英語には、「共通英語」(6単位まで。ただし、advanced ALESAの履修が推奨されている)と「専門英語」(共通英語以外の単位)という二種類の科目がある。両者に難易度の差はそこまでない。「共通英語」には多様な授業があるが、語学面での論文指導が行われる授業もある。卒論は英語で書くが、その中間発表や口述審査も英語で行われる。


<留学について>
例年は留学する学生が多い。英語圏(アメリカ・イギリス・カナダ・アイルランド等)に留学する人が多いが、ヨーロッパの大学でも英語のコースが提供されている場合が多いため、フランスなどの大学へ短期留学に行く学生もいる。

卒業までの流れ

2年生Aセメスター


 ■学科に馴染み始める2A

科目 区分 コマ数
イギリス言語芸術論II 選択必修 週1コマ
イギリス歴史社会論II 選択必修 週1コマ
イギリス政治文化論 選択必修 週1コマ

・週10コマ前後が多い。ただし履修の自由度が高いので人によってコマ数は異なる。
・選択必修5科目のうち、2Aでは3科目が開講されるが、そのうちの2or3科目を取る人が多い。
・内定者懇親会:例年だと駒場祭の準備日(休講日)にある卒論の中間発表会に内定生も呼ばれる。そのあとに、学科のコモンルームで先生や院生・学部の先輩も含めて懇親会が行われる。
・半数程度の人が内定者懇親会の時点で卒論の分野(政治・文学など)を決めている。
・学部生だけでも内定生歓迎会を秋あたりに行う。
・Aセメスターの終わりに4年生の卒論の口述審査がある。そこに内定生も呼ばれる。



3年生Sセメスター


 ■ひたすら単位を取る3S

科目 区分 コマ数
イギリス歴史社会論l 選択必修 週1コマ
イギリス言語芸術論l 選択必修 週1コマ

・週10コマ前後が多い。ただし履修の自由度が高いので人によって異なる。
・2Aでコース科目を多めに取って、3Sではコース科目はあまり取らず言語科目を多く履修する人もいる。特に選択必修に関しては、3Sでは1科目前後しか取らない人が多い。
・2Aから興味の分野が変わる人もいる。
・6,7月頃、4年生による卒論の中間発表があり、3年生もそこに呼ばれる。
・後期教養でのSセメは2回しかないため、Sセメ開講の科目を落とすのはリスキー。ゆえに、単位を確実に取ろうと勉強する学生が多い。



3年生Aセメスター


 ■卒論のテーマを考え始める3A

・週10コマ前後が多い。ただし履修の自由度が高いので人によって異なる。
・そろそろ卒論のテーマを考え始めていく時期。文献なども少しずつ探し始める時期。
・1セメスターに平均22単位ずつ取っていけば3Aまでに卒論以外の単位を取り切ることができ、そうする人が多い。
・ここまでに語学やコース科目はほぼ取りきっている人が多いので、それ以外の自分が興味ある隣接分野の授業を取る人も多い。アメリカ科や法学部の授業を取る人も。
・学科の先生と卒論のテーマや使用文献について相談する。そこで指導教員が大まかに決まる。



4年生Sセメスター


 ■卒論中間発表のプレッシャーに耐える4S

・取りきっていない単位があればここで取る。
・卒論執筆がメインになる。
・「論文指導」という科目で指導教員の先生と任意に面談を数回行う。
・6,7月頃、卒論の中間発表を4年生が初めて行う。



4年生Aセメスター


 ■卒論に追われる4A

・「論文指導」以外に、「共通英語」の授業でも卒論指導が始まる
・学科室で論文執筆を進めている4年生が多い。
・1月末の口述審査に合格した学生は、その後に先生と食事会などに行く。

〈卒論関係のフロー〉

時期 内容
7月 1回目卒論中間報告会※1
11月 2回目卒論中間報告会※2
11月 卒論科目届提出
12月末まで 卒論のドラフト完成
1月上旬まで 卒論提出、卒論審査会
1月末あたり 卒論口述審査

※1 ここまでに大まかな問題設定と文献収集を行う。
※2 ここまでに論文の章立て完成+イントロや本論の前半部分をある程度書く人が多い。

入る前の想像と実際

・「進学選択ガイダンスで詳細な情報を得られたため、入る前の想像と実際はそれほど変わらなかった。例年の進学選択ガイダンスでは、その学科の教員の方と実際に話したり、コモンルームを見学したりすることができる。」
・「履修の選択の自由度が高いので、自分の関心の中心になるようなものがないと、あまり何も身につかずに終わってしまうかもしれない。」
・「担当の先生の専門が中心になっている授業が多く、自分が興味あるものは自分で勉強しないといけない。(他の学部学科の授業を受ける、自分で文献を見つけて読む、等)」

(文一→地域文化イギリス科)

選んだ理由/迷った学科

・「教養学部を選んだ理由は、大人数講義の多い法学部は少し息苦しそうで、少人数の教養学部は人間関係が充実していそうだと思ったから。また、政治学が興味の中心だったが、法学部だと法学の授業もそれなりに取らないといけないから。」
・「イギリス科のアットホームなコモンルームも魅力的に感じたから。」
・「相関とも迷ったが、イギリス政治を勉強したかった。地域で選ぶか、ディシプリンで選ぶかは迷ったが、最終的には地域で選ぶことに決めた。」
・「履修の自由度が高いという点も魅力的だった。教養学部は履修が自由な分、自分が興味あることを自分で勉強しないといけないが、やりたいことが明確に決まっていたたため問題はなかった。」

コミュニティとしての機能

項目 内容
ズバリ、学生間のつながりは: 10(強いと感じる)↔0(全くない) 8
LINE
Slack
オフラインでのつながり
上下のつながり

・同期LINEと学部全体のLINEがある
・Aセメの内定生懇親会だけでなく、夏にも教員の方々を交えた懇親会がある。
・教員との関わりも多く、少人数な分、人間関係は密になる。
・学科部屋はコモンルームと呼ばれ、広くてアットホームな雰囲気。机、椅子、ソファ、パソコン、コピー機などが置かれている。教務補佐の方がたいていは学科部屋にいる。学科部屋は、学生同士でおしゃべりしたり、課題をやったり、昼寝したり、食事したりするなど、コミュニティの中心となっている。
・コース内の繋がりは強く、ラテンアメリカやフランス科・北米科などといった地域文化研究分科の他コースとの繋がりも強い
・駒場祭も地域文化研究分科で店を出している。
・例年だと、学部生どうしでご飯に行くことも多い。

授業スタイル

項目 内容
1クラス当たりの人数 5-6名前後
成績評価 平常点とレポート※1
授業形式 ゼミ形式が多い※2

※1 選択必修のうち一部はテストで成績評価が行われる。
※2 事前に予習をし、授業で発表し合うという形式の授業が多い。


・少人数授業のため、双方向形式が多い。
・他地域の学生との合同授業も少ないながら存在する。広域英語圏文化論などはアメリカ科と合同で受けることもある。
・他学科の先生がイギリス科の授業を担当することもあり、そういった授業は他の学科の学生も一緒に受けることが多い。
・大学院と合同の授業もある。院生との学問的な交流は刺激に満ちている。
・授業の雰囲気は先生の個性によるところが大きい。学生の発言や双方向性を大切にしている先生が多い。映画鑑賞や映像資料を見る授業も多数ある。
・ネイティブの先生が担当する科目は英語で、日本人の先生が担当する科目は日本語で授業が行われる。しかし日本人の先生の授業でも英語の資料や論文を読むことが多く、英語力はかなり高まる。

研究室・資料

特別な制度・その他

・サブメジャープログラム:所属コースの主専攻だけではなく、他コースが提供する15単位程度の科目群を副専攻として履修するプログラム。修了生は卒業時に、卒業証書だけではなく、サブメジャー・プログラム修了証ももらえる。サブメジャープログラムに登録すると高度教養科目は取らなくてよい。地域文化研究分科のみ、自分で取る授業を選べるカスタマイズ型のサブメジャープログラムを履修することができる。
 
学融合型プログラム: 学問分野を超えたて横断的な学習を行うプログラム各種。
各プログラムのうち、グローバルスタディーズ等は、一部の言語科目と要件科目が被っているので比較的修得しやすい。

最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に1点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。

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