学生向け
東大内部
プロダクトを開発したい学生に、資金と開発場所を提供する「開発」のプログラム。
正式名称 |
東京大学 Summer Founders Program |
---|---|
公式リンク | |
対象者 |
概要欄を参照 |
実施期間 |
夏に募集を開始し、2ヶ月程度 |
実施場所 |
本郷テックガレージ(コロナ前) |
参加方法 |
書類及び面接での選考 |
審査有無 |
有 |
参加費 |
なし |
◯概要
学生がものづくりに取り組む活動拠点があれば、という思いから設立された。
試行錯誤を繰り返しながらプロダクトを開発していく学生を、返済不要の資金と開発場所の提供により後押しするプログラム。
◯提供されるもの
・開発環境(本郷テックガレージにて。利用できるツールはこちらのHPを参照)
・相談会
・クラウド環境の補助
・切磋琢磨できる仲間
・プログラム期間中の活動資金(3〜30万円程度)
◯対象者・募集アイデア
募集するアイデアが満たすべき条件は以下の通り。
・技術的な要素を含む
・誰も聞いたことのないような斬新さを持つ
・プロダクトを使ってもらいたいユーザーが具体的に想定できる
・期間中にプロトタイプが作成できる
(ビジネス化可能かどうか、流行に沿っているかなどは問われない)
以上のようなアイデアを持つチームが募集の対象となる。
チームの詳しい条件は以下の通り。
・最低1人のエンジニアを有する
・リーダーが東京大学の現役学生(学部生、修士課程、博士課程)
・まだ起業していない
◯活動
・本郷テックガレージの使用(コロナ禍でも認可が降りる場合あり)
・週1回の定例会への参加
・隔週のメンタリング
・中間発表、最終発表会への参加(チームから最低1人)
(コロナ前は対面で行っていたが、コロナ禍ではオンラインにて実施)
◯応募方法
書類と面接により選考(次回の選考は2022年度夏に実施)
2021年度の応募締め切りは7/6
面接は、5分のプロジェクト説明と15分の対話で合計20分程度。
説明資料(スケッチやプロトタイプを含む)の準備は必須ではないが、あれば望ましい。
過去の例としては、
・オーバーパースに関するデザイン支援ツールの開発
・複数の論文の読みやすい順番を推薦するサービス
・機械学習をノンコードで触れるプラットフォーム
・ハンズフリー自動追従タブレットスタンド
etc…
(詳しくは、アイデアの具体例はSFPの公式HPの「過去の実績」を参照)
・想定されるユーザーへインタビューをし、フィードバックを受けて修正していく過程を通じて、ユーザーが欲しいものを作るノウハウが学べる
・開発で困った時に相談できる仲間を作ることができる
◯魅力
・スタートアップの重要項目を実践しながら学べる
・活動資金、場所、ツールのサポートを受けられる
・メンターと気軽に相談できる
・多様な目標を持つ仲間から刺激を受けられる
・投資家や企業の代表の方からフィードバックを受けられる
△大変なところ
・応募までにアイデアをある程度固めておく必要がある
・活動時間が長く、自分でモチベーションを維持する必要がある
・コロナ禍で対面の活動が少なく、スムーズなチームビルディングが難しい
・開発自体が好きで、開発したものを実際に他の人に使って欲しいと思っている人
・コミュニケーションを取るのが好きな人
・ビジネスやコンサルティングを学びたい人
・開発ではなく、起業することそのものに興味がある人
・ものづくりをゼロから学びたい人
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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