第14回テーマ「創造性」について
暮らしのなかの小さなひらめき、心を揺さぶる芸術作品、時代を変える大きな革新。人類の歴史と営みを「創造性」を抜きに語ることはできません。
行き詰まりをみせる世界には、全く新しいアイデアが必要だと言う人がいる。生成AIの進化と普及によって、人間に残された役割は創造性を発揮することだけだと言う人がいる。創造性の本質が既知の組み合わせである以上、生成AIの創造性は人間のそれを早晩上回るだろうと言う人がいる。「創造性」は今、改めて問われるべきテーマでもあります。
人間ならではの創造性とは何だろう? 個性と創造性はどう関わるのだろう? 創造性にとって身体とは?日常にある一番小さな創造性ってどんなもの? 創造性を育むことはいかにして可能なのだろうか?みなさん自身の生活に根ざした視点から今こそ向き合うべき切り口を設定し、工夫を凝らした調査によって、2025年を生きる私たちにとって「創造性」とは何なのか?そこにどのような課題と可能性があるのか?を見出してください。
当コンテストは分析と発見がゴールではありません。見出された課題を解決し、可能性をひらく具体的なブランド(商品やサービス)のアイデアまでを考えていただきます。
「We are ALL born Creative. すべての人間は生まれながらにして創造的である」困難なテーマであると感じるかもしれませんが、どうか、自身と仲間の創造性を信じて挑んでください。誰もみたことがない創造的な見立てやアイデアに出会えることを、心からお待ちしています。