魅力
・様々な学年や立場の、多様な学部・学科・専門的なバックグラウンドを持つ方と知り合い、100年後の地球について様々な切り口から議論する機会がある。また、学内外の組織・団体と連携して、アイディアを実装するためのピッチや思考を膨らませ実験的にプロトタイプを実装する講座が行われるなど、受講生が自分自身の枠を広げ可能性を追求するためのプログラムが数多く用意されている。さらに、本プログラム自体が2018年度に発足した比較的新しいものであるために、柔軟性が高く、受講生が自発的に始めた自主ゼミという取り組みや受講生同士がオンラインで定期的に集まって近況を報告しあうサロンなど、OEGs生のOEGs生によるOEGs生のための活動が各方面で展開されている点も大きな魅力である。(3期生/農業・資源経済学専修)
・農業という分野に、積極的に、主体的に、能動的に関わる意志のある学生と共同作業に従事する機会が多く提供される(とはいえ,機会が転がっているだけで、どのように生かすかは学生自身に委ねられる)。大きな成長の機会とすることも十分に可能。参加学生は、大変個性的(良い意味で変人)で議論好きな人が多い印象。(4期生/国際開発農学専修)
大変な事
・修了にあたっては、カリキュラムに則って必要な単位を取得することが求められる。学部2年次後期の専門課程進学後から計画的に履修することが望ましい。また、発展的な科目として設定されているワン・アーソロジーⅠ,Ⅱ,Ⅲを修める必要があるが、これは、①現在を知るところに始まり、②未来に向かって、③領域を越え、社会に提言することが求められる。プログラム発足から4年目の現在、未だワン・アーソロジーⅢの修了者はおらず、現在の履修生にとっても大きなハードルとなっている。ただし、OEGsは大学卒業等を機に一旦中断しても再び大学に復帰すれば再開できるということになっており、必ずしも学部あるいは修士・博士課程のみで完結する必要性はない。(3期生/農業・資源経済学専修)
・事務局、先生方のサポートは大変手厚いものの、学生の自主性に任されているため、自分から動かなければ、プログラムに参加している意味は全くなくなる。イベント等に参加するための事前準備が大変なことも。(4期生/国際開発農学専修)