今回はKINGの代表、東京大学2年生の森山穂貴さんにインタビュー!
Q1. 加入した一番大きな理由は?
「ビジネスコンテストが持つ性質と、個人的な目標の方向性が一致していたからです。私は『日本人の発信能力を高める教育環境を整える』ことを目指しています。きっかけとなったのは小さい時に通っていたシンガポールの日本人学校と、日本に帰国してから通った学校の教育制度の違いに衝撃を受けたことです。プレゼンテーションや質問をする機会が多かったシンガポールの日本人学校とは違い、日本の学校でこれらを行う機会はほとんどありませんでした。こうした環境の差を受けて「日本人はもっと発信能力を鍛えないと世界で生き残れない」という危機感を持つようになりました。
そんな中、ビジネスプランをチームでプランニングし、プレゼンするという一連の流れは、『発信力を高める』という目標を達成するのに最も適した手法だと感じました。チームで動くことでお互い批判的に意見を交わすことができますし、自分の考えをプレゼンすることができるからです。このプロセスを促進できる環境に身を置きたいと思ったのでKINGに入りました。」
ーなるほど、教育制度に対する問題意識からビジネスコンテストに着目したのはすごく興味深いですね!
Q2.個人の活動内容は?何が一番楽しくて活動を続けていますか?
「代表の中心的な業務は幹部のモチベーション管理です。そのために各メンバーの得意なことを発見し、ネクストアクションに繋げる手伝いをしています。要するに自分の軸が何であるかを見つけ、それを活かして活動してもらおうということです。例えば私の軸は『利他的なリーダーシップ』を取ることに定まっていて、私のアドバイスを聞いてメンバーが今後の方向性を定めていく過程を見ているのがすごく楽しいです。自分はコーチングみたいな活動が好きなんだなって思いましたね。
やはり学生団体での活動は報酬がない分、モチベーションやインセンティブ設計がすごく難しいんです。どのような点が、インターンと差別化できるKINGの魅力なのか、ということを常に意識していますし、そうした魅力を維持し、伝えるためにどんな施策を行っていくかを考えていくのも代表の業務の一環にはなっています。
やりがいを感じる瞬間についてですが、KINGのメンバーが楽しそうに活動していることや、最近だと後輩が団体の今後のビジョンを語っているのを聞くことなどですね。組織運営には元から興味があったのですが、KINGのように大きな組織を学生時代にマネジメントできる機会は貴重だと思います。
そうした中、後輩達が団体そのものをインセンティブに活動できるような環境を代表として作れたのは、よかったなと思っています。」
ー学生団体でのモチベーション管理大変ですよね…メンバーにとって魅力的な環境を作れているのは本当にすごいです!
Q3. 団体のズバリここが好き!
「ズバリメンバー同士の仲がいいことです!互いを結婚式に呼べる仲だと私は形容しているのですが、この秘訣は議論ができるような間柄になってからプライベートを知っていくというサイクルにあると思います。メンバー同士が親しくなれるきっかけに溢れているのが、先ほど述べた「インターンと異なる学生団体ならではの魅力」だと個人的に感じています。
他にはビジョンを語る機会が多いことですかね。『こういうことをやってみたい』という話をメンバーでずっと話していられる雰囲気は、すごくいいなと思って聞いています。」
ー結婚式に呼べるような関係性って素敵ですね!確かにメンバー同士仲良くなれるのは学生団体ならではの良さだと思います。
Q4. 他の学生に対して伝えたい・聞いてみたいことはありますか?
「学生団体の良さは企業と違い、自分の力で作り上げていける点にあると思います。特にKINGではあえて先代から引き継ぎを行わないことで、ゼロから自分たちの組織を作れます。自分のやりたいことを見つけたい、もしくは自分の新たな側面を見つけたいと言う方はぜひ検討してみてください!」
ー確かにゼロから団体を設計できる機会はすごく貴重ですね。メンバーのモチベーション管理を軸を見つけるのを手伝い、アクションに繋げることで維持しているのは非常に興味深い観点で、とても勉強になりました!
今日はありがとうございました。