少数精鋭
合理的思考
政策分析
ゼミ
インカレ
「世の中で知られていないが、実は重要である問題」を分析し、有効な解決策を、立案・実行に移すゼミ。
執行代 | 不定 |
---|---|
人数 | 11名 |
参加学年 | 学部生+院生 |
選考情報 | あり |
年会費 | なし(最初の半年は指定図書の購入に約5,000円必要) |
活動頻度 | 週1回月曜日19時~(オンラインとの併用で開催) |
公式サイト |
理念/指針
政策分析・立案というツールを通して、仮説構築能力や検証能力・リサーチ能力を短期集中的に鍛え上げ、社会に問題解決能力に長けた人材を輩出する。
また、世間では気づかれていないが実は重要である社会問題に対してアプローチし、その解決策を提示することによって、実際の社会問題解決に資する。
沿革
創設者は京都大学の客員准教授である、故瀧本哲史氏。
《ビフォーコロナ》
週に1度、各ゼミ生のリサーチしてきた社会問題について発表が行われ、その問題の重要性や政策プランでの解決実効性などを侃侃諤諤と議論する。
社会問題は、世間が注目していないが実は重要な問題であるのが好ましく、仮説を構築して専門家や行政関係者へのヒアリング・ないし論文リサーチによってその仮説を検証していき発表を実施する。
発表され、高評価が得られた解決策はプロジェクト化され、ときにゼミOBGネットワークに協力を仰ぎながら実際に公的機関・企業等に対して提言を行っていく。
半年に一回、現役のゼミ生が対象の選抜がある。(2年間を通じて選抜に残れれば「瀧本ゼミ政策分析パート卒業」と認定される)選抜は政策案発表を行い、仮説の構築能力/検証能力とリサーチ能力を判断し、審査員の平均で5点満点中4点以上を得られれば通過できる。この瀧本ゼミに特徴的な厳格な選抜制度は“Fire制度”と呼ばれる。
《アフターコロナ》
基本的に活動内容はコロナ禍前と変わらないが、オンラインでの参加も可能になり加入できる学生の幅が広がった。また、オンライン化によって政治家への政策提言も容易になった。
〈進路〉
・外コン
・修士課程や博士課程に進む人が多く、研究成果が表彰される人も。(専攻分野は医学や経済が多い。)
・総合商社や起業、官公庁への就職も多く進路は多様である。
〈諸活動例〉
・瀧本ゼミの政策提案で、千葉県にて「AEDの使用及び心肺蘇生法の実施の促進に関する条例」が制定。また瀧本ゼミの提案を機に日本AED財団が設立。
・世田谷区において、傍観者に着目したエビデンスに基づくいじめ対策プログラムKiVaの導入を提案し、KiVaを基にした独自プログラムを実施。他、足立区・港区でも実施予定。
・学生の睡眠リズムに合わせて学校の始業時間を遅らせるプロジェクトを進め、睡眠学の世界的権威であるAmy氏を日本に招待し、慶應義塾大学にてシンポジウムを開催。東京医大の研究チームと協力し、全寮制である自由学園(東京都)にて起床時間を遅らせる実証実験を実施。
・中央区において、母親のメンタルヘルス改善を目的としたベビーシッター利用促進を提案し、400万円規模の予算化。
人数
・合計11名
学年
・新2〜4年生がそれぞれ3、4名。
男女比
5:5
加入時期
半数が1年生入会。残りはそれ以上の学年の時に入会。
属性
大学は東大が最も多く、その他にも一橋、慶應などの学生が在籍。オンライン化に伴い、同志社の学生も入ゼミした。学部は多様であるが、文一や法学部が多い。
離脱率
選抜結果による脱会(先述のFire制度)を除くと20%程度
執行代
基本的には2年生
体制
代表が外部との交渉、組織運営/企画を行う以外は特に役職や部局は存在しない。同じ興味関心を持つ人同士やOBOGを巻き込んでのプロジェクトチーム立ち上げ/参加は可能であり、複数の新入ゼミ生がチーム内でのリサーチで成果を上げている。
週1回月曜日にMTGを行う。場所は駒場キャンパスまたは慶應信濃町キャンパスなど四谷三丁目付近。(なお、オンラインでの参加も可能となっている。)年次が上のゼミ生がメンターとしてサポートしながら各自で準備をして最低半年に一度は発表を行う。新入生の発表でも、その政策案が「誰も気づいていない重要な問題を優れた仮説構築能力やリサーチ能力を用いて発表できれば」それを実行に移すためのプロジェクトチームを立てて活動することもある。
4月:説明会・新歓
5月:加入メンバー決定、イシュー&発表日程を決定、研修を兼ねた合宿
6月末:東西戦(東京と京都の瀧本ゼミによる発表会など)
5~8月:各メンバーが一度、イシューの発表を行う
9月末~10月:秋新歓
10月:加入メンバー決定、イシュー&発表日を決定、研修を兼ねた合宿
11月:駒場祭:イシューの発表&公開ロビイングを例年行っていた
10月~2月:各メンバーが一度、イシューの発表を行う
2月末~3月頭:東西戦
選考あり
募集対象:
全学年(文理や専攻問わず募集、院生も入会可能)
実際に入会する人:
半分くらいが1年生、残りが2年生以上。
入会手続き内容:
新歓説明会にて配布する連絡先に、書類(ES)を提出する。提出者は指定日時でZoomで面接を受け、春新歓では4月末、秋新歓では10月末には加入が決定。Slackに加入した段階で入会が確定。
*2020年春は約10名を採用。
・意思決定力(問題解決をする際、情報を集めボトルネックを特定して良質な意思決定を行う力)が養われる。
・社会の大半が気付いていないが実は重要なことを、分析を通じて発見・解決策まで考えることができる。
・イシューを政策に適用する時、「どういう風に人を動かす」「どういう風に伝えていくか」(プレゼンとか)を学ぶいい機会である。(実際にロビイングなども行う)
・所謂「政治」から連想されるような大きな議論(例:地方創生)ではなく、政策案発表はわかりにくく地味だと思われるテーマが題材となる事が多い。
・わかりやすく成長するわけではない(イシューの選択含め、すぐに良質な結果が出るわけではない)。
・議論の過程で折れてしまう人もいる(粘り強いと楽しめやすい)。
4/13(水)第一回新歓説明会
4/18(月)第二回新歓説明会
この他日程は未定だが、合同新歓にも参加予定。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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