■理念/指針・沿革
AFPLA(Asian Future Political Leaders Association, アジア政治学学生協会)は、東アジア日中韓台の5大学(東京大学、北京大学、復旦大学、ソウル大学校、国立台湾大学)の学生が毎年夏一堂に会する国際会議を開催する団体。 2007年に北京大学とソウル大学によって設立され、第4回大会の開催された2011年以降、東大が正式に参加して現在に至っている。
会議では政治だけでなく、歴史や社会など東アジア共通の様々な議題を扱い、夏の会議まで各大学で勉強会を開いて準備する。学生同士だからこそ自由で熱い議論ができ、議論の外では将来の東アジアを担う青年間の繋がりを築けることがAFPLAの魅力。2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響を鑑み会議はオンライン開催とした。2022年度は2021年に引き続きオンライン開催。コロナ禍を乗り越え、2023年は上海での対面開催とした。2024年は韓国での対面開催を予定。
■活動内容
主な活動は、8月に行われる国際会議の本大会とそれに向けて5月から7月にかけて行われる準備である。
準備期間には、週1回程度分科会ごとに勉強会を開き、各自リサーチを進めたり英語ディスカッションを開催したりしている。6月には東大内で中間報告会を行い、進捗を報告し合う。そして、本大会では各大学の分科会ごとに調査・議論した内容を元に、5大学の学生によるセッションが複数回実施され、最終的な議論の内容を形作っていく。また、本大会中には大学間のメンバーが横断的に交流する機会も設けられている。本大会終了後から次の年の4月にかけては、本大会の報告書の執筆、打ち上げ、そして運営に携わりたい人は来年度の大会の準備と新歓期の準備を始める。
2023年夏は、復旦大学主催で上海での開催となり、実は4年ぶりの対面開催のAFPLAとなった。本大会では、各大学の分科会メンバーが自分の成果を報告し、自由に議論をすることがメインイベント。他にも、culture nightというイベントがあり、各大学が自国の文化を代表するようなパフォーマンスを行う。本大会では英語の議論と発表がメインとなり、多少疲れを感じる人もいるが、culture nightや他大学のメンバーと飲みに行くことなどを通じ、リラックスすることができるとともに、他大学のメンバーとの交流がより密になった。
■OBOGの進路/活動
外資、政府系機関に就職する人は多い。院進する人も一定数いる