地方
女子
情報発信
リサーチ
講演会
ジェンダー
地方女子の進学の選択肢を広げるため、webサイト・sns運営やリサーチ事業を行う団体。
執行代 | 特に決まっていない |
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人数 | 15名 |
参加学年 | 学部生+院生 |
選考情報 | なし |
年会費 | なし |
活動頻度 | 週1回のオンラインミーティング他 |
公式サイト |
【沿革】
国レベル、そして大学のような個々の組織レベルで存在する日本の男女格差に対して、創設メンバーが思いを共にしたことがプロジェクト創設のきっかけである。
日本の男女格差が先進国最低水準であることも大きな問題であるが、Your Choice Projectは東大内での男女格差に着目した。なぜなら東大の男女比率は8:2と男女間で大きな差があるからだ。
このような現状を改善するために、情報格差や大学受験の現状に注目し、メンバー自身ができることを考えるようになった。特に地方出身の創設メンバー自身が自分の体験を振り返った際に、情報量の差や地理的な問題など、地方女子には首都圏の女子とは異なった大学受験における障壁が多くあることに気がついた。そこで、地方と首都圏の間でこのような障壁が実際に存在するのか、それはどのようなものなのかを実際に調査した上で、その障壁を取り除けるような活動を始めた。
現在は地方女子の進学を支援するために、ウェブサイトやSNSの運営、実態のリサーチ、地方高校に赴いて講演会を開くなどの活動を中心に行っている。
【理念・指針】
活動の目的は、まず第一に「地方女子の大学進学の選択肢を広げる」ことである。女子だから ・地方だからという理由で進学の選択肢を狭められている現状を改善し、地方女子が十分な情報を元に、自ら進路決定ができる環境づくりを進めていきたいと考え活動している。活動の第二の目的として掲げているのは、「地方女子の現状を社会に向けて発信する」ことだ。独自に調査したデータを元に地方女子の現状を大学生・親世代に共有することで、地方女子にとって進学の障壁になりうる誤解や無理解を取り除いていきたいと考えている。
【ミッション】
目的達成のために、ミッションとして情報発信を掲げている。肥大化された東大の難易度イメージを払拭する、地方と首都圏の受験における情報格差を是正する、地方女子が抱える独自の悩みを解決する、そして地方女子の現状をデータとして共有することで、どのような地域からでも、ジェンダーにかかわらず自分の意思で自分の進路を決められる状態を目指している。
《ウィズコロナ》
・2021年度は地方の高校3校を訪問し、講演会を行った。
・講演会の開催形態はオンライン・対面・ハイブリッドの3つ
・講演会では以下のような内容の出張授業を30-90分ほど行った。
1.東京への進学に対する偏見とその実態(治安の悪さなど)
2.大学進学がいかにその後の人生の選択肢を広げることができるか
3.大学進学におけるジェンダーギャップ
4.東京大学での学生生活の実態、大学での学びや活動
・講義の後には高校生と大学生の15分の交流会が設けられている。
・講義の対象者は高校生で、性別は問わない。(現時点で講義を行った学校は3校中2校が女子校だった。)
・イベント前後にアンケートを行っており、高校生からは以下のような声が寄せられた。
「東京に対する不安が減った」
「大学生活をイメージしやすくなった」
「東大生に対するイメージが変わった」
「東大生と話せたことで受験勉強のモチベーションが上がった」
「大学生になるのが楽しみになった」
・高校への訪問に加え、Your Choice Projectには運営、ライター、ホームページ作成、デザイナーなどの立場で関わることができる。
また、イベント開催の他に
・全国の高校生を対象とした受験に対する意識や環境調査を実施予定
・地方の高校生を対象とした選抜コミュニティを作り、キャリアや進学に関するメンタリングを行う予定。
※2023年度の対面活動再開の見通し
・現時点では未定。
・ミーティングは基本オンライン。
・月に1回程度対面ミーティングを行う予定。
人数
20名
学年
1−3年生
執行代
特に決まっていない
ジェンダーバランス
女性はおよそ5割
加入時期
通年入会を受付ている
属性
・若干文系が多い
・男女比は1:1くらい
・兼サーはほとんど全員している
・地方出身は多いが、東京出身も多い
・地方出身の学生から、東京の進学校出身の学生までバックグラウンドは多様
1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
およそ20%
メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
それなりにある。
遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
全くいない。
通常活動
・週2回(22:00-24:00)オンライン上で、活動方針等を決定するミーティングを行う
・ライターはホームページに掲載する記事を作成する
・地方の学校への講演会も年に数回開催している
3月 メンタリング試行イベント開催
4月 調査事業実施・結果公開
5月 メンタリングコミュニティ開始・五月祭出店
選考あり/選考なし:
選考なし
募集対象:
学部生、院生
実際に入会する人:
学部1−3年生
入会手続き内容:
TwitterへのDM、メールなど団体に直接連絡をとる
・メンバー数が多くないので、個人の裁量が大きい
・教育やジェンダーに興味のあるメンバーと話して刺激をもらえる
・学年に捉われず意見が言いやすい雰囲気がある
・SNSやホームページの記事作成を通して、文章力やデザイン力が身に付く
・対面での学校訪問はプチ旅行のようで楽しい
・コミットしているメンバーは仕事が多いこともある
現時点では未定。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に2点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
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