■理念/指針・沿革
2022年6月設立。「web3で未来の日本を牽引する東大生の拠点になる」ことをビジョンに掲げ、投機や仮想通貨と合わせて語られがちなWeb3のより本質的な部分である、ブロックチェーン技術そのものに着目し、技術開発や事業開発ができる団体となることを目指している。また、本コミュニティの活動を通じてweb3領域の第一線で活躍する人材の輩出をすることを目標としている。
具体的な活動内容としては、ブロックチェーン技術を一から学ぶ勉強会の開催や、対面の交流会が挙げられる。また、Web3の起業家や有名企業とのタイアップを通じて、法制度やビジネスなど投機以外の側面を学ぶ機会も設けている。さらに年に1回、本団体主催の学生ハッカソン「BlockchainHackathon for Students」を開催し、短期間で集中的に開発力を高めるとともに、全国各地の学生やweb3企業と交流する場としても活用している。さらに、希望者は本団体独自ルートで紹介されるWeb3関連のインターンに参加することや、バイトの一環として案件開発やプロジェクト開発に取り組むこともできる。
Web3を使って一緒に活動を行いたい人が仲間を見つけられる場所として活用されている。技術面に特にフォーカスはしているものの、概念的な側面や市場分析といったビジネス的側面も重要視しているため、一定数文系のメンバーが在籍している。現在文系と理系の比率は1:1となっている。
■活動内容
《ウィズコロナ》
2022年度Sセメスターはオンラインや駒場・本郷近辺で勉強会や交流会を行っていた。勉強会は単なる座学ではなく、毎回テーマを決めて議論や発表を行うアクティブなものになるよう設計されている。夏休み前に扱ったテーマには「NFT出品」「デジタル人民元」「東大にあるWeb3研究室のルポ」「Web3ビジネスモデルの考察」「GemiFi企業との共催イベント」「コンサル企業との情報交換会」「他大学との交流」などがあり、活動の分野は多岐に渡っている。交流会では、web3に興味をもつ東大生同士が、性別学年問わずに対面で交流できる貴重な場となっている。2022年度Aセメスター以降はゲスト講演や企業とのタイアップがさらに増えた。
2022年12月に開催した、ブロックチェーン初学者向けハッカソン「Blockchain Hackathon for Students」では、全国各地から80人以上の学生、国内外から15の企業、団体を巻き込んだ大規模なイベントとなった。さらに、同時期に、豪華ゲスト陣を招いた4 Days Bootcampも企画・運営した。2023年度から、旧Crypto Tokyoと本団体が一体化した。
※2023度の対面活動再開の見通し
Sセメスター、今後ともに原則対面開催の予定。