地方
地方高校生に追い風を
高校
教育
交流
学内最大規模
教育格差
2024.2.20
「地方高校生に、追い風(FairWind)を」を理念に地方高校生との交流による教育格差解消を目指す。
執行代 | 3S終了で代替わり。2A~3Sが執行代 |
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人数 | 新入生を除いて120~130名程度所属 |
参加学年 | 学部生+院生 |
選考情報 | なし |
年会費 | 基本的になし(合宿費、新歓活動費は別) |
活動頻度 | ミーティングが毎週金曜夜にあり、半数程度は対面で実施。企画ごとに置かれる班で企画作成‧運営を行う。企画直前は忙しくなり、臨時ミーティングなども開かれる。 |
LINE | |
公式サイト |
東大ツアーの一例。キャンパスツアーの途中、赤門を見学している様子(石川‧小松高校ツアー、2023年9月実施)
地方出張セミナーの一例。高校の教室を借りてワークショップを実施している様子(⻑野‧松本深志出張、2023年10月実施)
ハイブリッドセミナーの一例。対面とオンラインを組み合わせて行う。写真は約80名の高校生‧10名の先生方の前で企画のまとめをする場面(⻑崎‧諫早出張、2023年9月実施)
オンライン企画の一例。オープンキャンパスはFairWindの企画だけで参加者が1000人を超えることも多い(オープンキャンパス2023、8月実施)
理念/指針
「地方高校生に、追い風(=FairWind)を」を理念に掲げ、東大生と地方高校生の交流によって地方と都市部の教育格差の解消を目指す学生団体。
沿革
FairWindは2009年12月、東京大学の学生が立ち上げました。以来10年以上、数多くの中学生、高校生を対象に企画を実施しています。また、オープンキャンパスへの出展も行っています。2022年度は52校‧2482名の高校生と中学生を対象に、およそ30の企画を実施しました。
東大ツアーと呼ばれる、本郷キャンパス等でのキャンパスツアーやプレゼンテーション、ワークショップからなる企画が多い。そのほかに高校からの依頼に応じて、地方高校に直接出向いての出張企画やオンラインの企画、出張とオンラインを組み合わせたハイブリッド企画も行う。さらには東北地方の進学校の生徒に向けた大規模な合宿企画の「東北合宿」などもある。この他の活動として、地方高校生向けのメルマガ配信や質問対応も一年を通して行っている。また、例年8月に行われる東大オープンキャンパスでも個別相談会やプレゼンテーションを実施しており、オープンキャンパスに出展する数少ない団体の一つでもある。
〈進路〉
後期課程で教育学部に進学する人が特に多いわけではなく、幅広い学部学科に進学する。
就職先は教員や文部科学省など、教育に関わる仕事はもちろん、他の省庁やコンサル企業まで幅広い。
〈活動〉
団体を引退したメンバーのうち、希望者で構成されるOBOG会がある。
年に1度、OBOG会と現役メンバーとの交流会‧懇親会が開かれている。
人数:
新入生を除いて120〜130人程度所属、新歓後は200人を超える
学年:
新2年生が60人前後、新3年生が40人前後、新4年生以上が20〜30人前後
ジェンダーバランス
女性はおよそ3〜4割程度
執行代
2A~3Sが執行代
体制
メンバーは半年ごとに入れ替わる「班」及び「担当」の中で活動する。
1人のメンバーは班と担当にひとつずつ入る。
班は企画作成のコミュニティである。一般的に、1つの班は20名ほどで構成され、半年に2つの企画を作成する。企画内容の作成のため、毎週金曜日の5限終了後にオンラインか駒場キャンパスでの対面でミーティングを行う。企画の実施は、その班の班員を中心にしつつ他のメンバーも交えて行うことが多い。なお、班で作る企画のほかに有志が集まって作成する企画もある。
担当はホームページ、資金、デザインなど、団体全体に関わる業務を行う単位である。「活動内容」で述べたメルマガや質問対応の担当も含まれる。(なお、メールや回答の執筆を任せられるわけではなく、執筆は団体全体から都度担当者を決めて行う。)多くの担当は週に1回、班のものと同じ日にミーティングを行っている。
執行部は代表1名、副代表2名、財務‧総務部⻑‧班企画部⻑など7役職‧各1名の合計10名で構成される。
加入時期
新歓期〜4月下旬が最も多いが、年中加入を受け付けている
属性
‧前期課程の学生が多いが、コロナ禍を機にオンライン活動が導入されたことで、高学年でも団体所属を継続している学生が増えた。4年生の10月以降まで残って何かしらの関わり方をする人も一定数いる。なお、企画で行うキャンパスツアーはほとんどが本郷で行われるが、本郷の知識のサポートが受けられる。
‧団体の性質上、出身地の分布は学内平均と大きく異なる。例えば2023年度東大入試合格者のうち東北地方の高校出身者はわずか1.5%だったが、23年9月時点では東北出身者が団体の6分の1、実に16%以上を占めている。一方で首都圏など都市部の高校出身のメンバーも一定数在籍している。企画においては、地方の高校生が首都圏の実情を知り、自身の環境を客観的に見つめるためにも、首都圏を含めたさまざまな環境出身のメンバーが在籍していることは重要である。したがって、団体に関心のある人はその出身に関わらず歓迎される。なお、出身都道府県別のメンバー数を、団体の新歓特設ページで公開している。 (リンク:https://welcome.fairwind-ut.com/map)
1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
およそ10%
メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
それなりにある
遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
ほとんどいない
班や担当のミーティングは基本的に毎週金曜日に行う。最繁忙期は企画直前で、数多くの企画の準備が同時に行われる時期は特に忙しい。ただし、テスト前やテスト期間については、テストのない/少ないメンバーに仕事を優先的に割り振るなどの配慮がなされる。
4月:新歓
8月〜9月:オープンキャンパス、夏企画、夏合宿
10月:執行代交代
11〜12月:冬企画
2月〜3月:春企画
通年、対面でミーティングを行った班がそのまま食事に行くことが恒例となっている。
選考:なし
募集対象:全学年
実際に入会する人:1年生中心だが、2年生以上も複数。
入会手続き内容:
サーオリや4月に行われる新歓説明会などで加入フォームを記入する。2024年度も一年を通して入会が可能である。
・中高生の笑顔を見ることにやりがいを感じられる。
・全国津々浦々出身の友達ができる。(北海道から沖縄まで!)
・地方出身者が多く、クラスとは異なる雰囲気のコミュニティが得られる。
・Googleドキュメントやスプレッドシート、Slackを使いこなせるようになる。
・参加必須のものは少なく、メンバーごとに関わり方を調整できる。
・駒場生でも、高校生へのキャンパスツアーを通じて本郷キャンパスに詳しくなれる。
・中心になって企画を作り上げる立場になると、責任も大きくなって忙しくなる。
・企画のクオリティを求めると、⻘天井になりがち。
・人数が多く、全体で集まる機会が少ないため、積極的に活動に参加しないと友達をたくさん作ることは難しい。
2024年度:4月初旬〜中旬に開催。詳細はこちらを参照
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