牧原ゼミ

読み破る政治学

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精読

ゼミ

輪読

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政治学に関する幅広い分野の本を週に一冊読んでペーパーを執筆し、全学生による議論を行うゼミ。

基本情報

執行代

二年生

人数

十数名程度

参加学年

1・2年のみ

選考情報

なし

年会費

なし

活動頻度

週に一回、木曜17:15から20:30ごろまで

Twitter

https://twitter.com/MakiharaSeminar

公式サイト

https://www.facebook.com/makiharaseminar/

活動の様子


 

 

 

 

概要

■理念/指針・沿革

政治と政治学についての理解を深めるのみにとどまらず、本を読み文章を書き議論することを通して、「自分の読みを深め広げる」ことを目標として開講されているゼミ。
2003年にスタートした御厨ゼミを前身とし、現在の枠組みとしては、2012年より11年間の歴史を持つ。


■活動内容

全学自由ゼミナール(主題科目)「読み破る政治学 -多読・乱読・精読ゼミ-」として開講。講師は東大先端研政治システムコースの牧原出教授。
「政治学に関する本」として幅広い分野の本を講師が指定し、週に一冊その本を読んでA4一枚のペーパーを執筆。そこから全学生による議論を行う。課題文献が提示する問題について論評するのではなく、各自の描きたい展開を、時には破綻し飛躍しながら、本で得た着想と結びつける。書きたいことを書き、質問したいことを質問し、その中で生まれる失敗や発見が歓迎される。議論においては講師は基本議事進行につとめ、学生同士の活発な議論の補助としてときおりコメントを加える。駒場IIキャンパスにおいて90人収容の大教室で十分に距離を取りつつ対面でゼミを開催している。

参考(2023年度 秋学期=Aセメスター文献リスト)
市川沙央『ハンチバック』(『文藝春秋』2023年9月号)
岡義武『近代日本の政治家』岩波文庫、2019年
三牧聖子『Z世代のアメリカ』NHK出版新書、2019年
トマス・モア『ユートピア』岩波文庫、1957年
佐々木雄一『近代日本外交史』中公新書、2022年(著者臨席)
宇佐見りん『推し、燃ゆ』河出文庫、2023年
丸山眞男『日本の思想』岩波新書、1961年
牧原出・坂上博『きしむ政治と科学 コロナ禍、尾身茂氏との対話』中央公論新社、2023年
ベネディクト・アンダーソン『越境を生きる』岩波現代文庫、2023年
関口正司『J・S・ミル』中公新書、2023年
佐藤光『よみがえる田園都市国家』ちくま新書、2023年
E.H.カー『危機の二十年』岩波文庫、2011年

■OBOGの進路/活動 

〈進路〉
・文系の研究者になる方が多い。
・文一が多いため、法曹や官僚が多い

メンバー構成

■メンバー構成

人数
1年生6名程度
2年生6名程度

学年
1・2年生のみ
 
執行代
2年生(4月から)
 
体制
2年生のゼミ長が2人おり、牧原先生と協力して運営を担う。
来年ゼミ長をやりそうな人が1年生で副ゼミ長となる。

ジェンダーバランス
女性はおよそ4割

加入時期
基本的には各セメスターの始め。各回は一回完結の形をとるので、単位取得に興味がなければそれ以外の時期でも加入・見学など可能。

属性
・文一が多め。理系文系問わず参加しており、法学部進学者が比較的多いが進学先も多様。
・他でサークル等の活動をしている人が多いが、兼さー先に特に傾向はない。
・よく話す人 (議論好きな人)が多い。真面目に勉強している人が多い。

離脱率
およそ40%

活動実態

1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまう?
およそ40%
 
メンバー間でコミット量の差はどのくらいある?
それなりにある
 
遊びや打ち上げにしか来ないメンバーもいる?
全くいない

活動頻度

通常活動
・普段の活動は週に一回、木曜17:15から20:30ごろまで。

コンテスト/イベント前後の期間
・例年夏休みと春休みには一泊二日で合宿を行う。
・2023年度夏は三浦海岸にて合宿を実施。「安倍晋三とは何だったのか」をテーマに、課題文献に向き合ってレジュメやペーパーを作成。それらに基づいて夜まで各自発表・議論を行った。
・2023年度春は「拡げる読書、深める読書」をテーマに各自ドキュメンタリー映像を制作し、合宿地で発表を行う予定。
・合宿の参加は任意、各自の熱量によっては普段のゼミより準備が重くなる。

年間予定

4月~7月:Sセメスターゼミ開催
9月:夏合宿
10月~1月:Aセメスターゼミ開催
3月:春合宿

募集情報

選考なし

募集対象
1・2年生

実際に入会する人
1年生、2年生問わず入会。同程度の人数。

入会手続き内容
厳格な手続きはない。木曜5限の授業として開講しているため、第一回のガイダンスに出席し、受講を決めた場合は先生に対して簡単な自己紹介を提出する。1S,1A,2S,2Aのどのタイミングからでも参加可能。ガイダンスに出られなかった場合は個別にメール等でやりとりし入会。途中参加者も多い。

内部のホンネ

○魅力

・本を読む力、文章を書き上げる力が身に付く
・政治学だけでなくいろんな分野に広げた議論ができる
・勉強熱心な人が多く、刺激を受ける
・先生からいろいろとアカデミックな話を聞ける
・ペーパー執筆の際、典拠となる文献を引いてくる力が身に付く



△大変なところ

・毎週1冊の本を読みペーパーを書くのはかなりハード
・例年は最初は多い参加者が回を追うごとに脱落していく。ただし、昨年度はオンラインだからか、脱落が少なかった。

新歓日程詳細

未定。今後SNSなどで発信予定。

最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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