■理念/指針・沿革
理念/指針
「政策を通じて人と社会を変える」を理念として活動している。政策立案コンテストを通じて、学生に社会問題•政策について議論する機会を提供し、社会への理解を深め他者との価値観の違いを乗り越えられる人材の輩出を目的としている。
沿革
1999年にBusiness Contest KING 実行委員会のメンバーの複数名が中心となり、「政策版」のコンテストを開催する学生団体が設立された。これが現在の学生団体GEILである。創設以来毎年、学生向けに政策立案コンテストを開催している。
※母体を同じくするKING・GEIL・OVALの3団体は姉妹団体として活動しており、KINGの開催が始まる以前に使用していた"WAAV"という学生シンクタンクの組織名を3団体の総称としている。
■活動内容
学生団体GEILは、東大、一橋、早稲田など東京の大学生を中心に構成され、学生向けの政策立案コンテストを開催する団体である。
活動内容としては、コンテストの企画•運営と団体内部での社会問題•政策の勉強の2つの軸がある。前者のコンテストの企画•運営には、コンテストで参加者に提示されるお題(ミッション)の策定や、イベント運営に必要な資金を企業から獲得することや集客など様々な活動がある。後者の団体内部での勉強は、有志の企画した議論会のほか、政策立案会、官僚や大学教授からのヒアリングなど多岐にわたる。
なお、コンテストは夏に行われる7泊8日のものが日本最大級の政策立案コンテストとなっているが、それ以外にも春から初夏にかけて2回ほど小規模のコンテストを開催している。
1年間に扱う政策のテーマ(ケーステーマ)は、各執行代毎に秋〜冬に内部での徹底した議論と綿密な調査を踏まえた上でGEIL構成員による投票結果によって決定される。過去には「科学」「労働」「循環型社会」などがケーステーマとなった。
今年のケーステーマは「災害」であり、災害大国日本に過ごす我々がどのように「災害」に向き合いどのように対応していくのかを一年をかけて向き合っていきたいと思う。
■OBOGの進路/活動
《GEIL引退後の大学生活》
ケーステーマに関連したNPOを立ち上げたり、留学をする人、公務員試験の対策を始める人など様々な活動をする者がいる。
 
《大学卒業後の進路》
毎年一定の割合が官僚になる。
外資系コンサルタントや金融機関の割合も高い一方で、起業した者も存在する。