■理念/指針・沿革
東京大学フォーミュラファクトリーは、「フォーミュラレーシングカー」を自分たちの手で造り上げ、学生フォーミュラ日本大会での優勝を目指すプロジェクトチーム。
他を模倣することなく自分たちで練り上げたコンセプトに沿ってクルマを製作し、徹底した内製指向で自分たちの手でクルマを作り上げていく。その過程で実践的かつ幅広い知識を身につける。
前回大会よりEV化を経て、次々大会での優勝を掲げて3ヵ年計画の2年目である。昨年の大会完走の快挙に続き、上位を着実に狙えるチーム/マシンを作り上げるべく活動している。
■活動内容
毎年国内約90チームが参加し実際のサーキットで自作のレーシングカーの速さや耐久力、デザイン性などを競う、学生フォーミュラ大会に向けてレーシングカーを製作する。主に本郷キャンパス工学部8号館「メカノデザイン工房」にて設計/製作作業に打ち込む。入部後半年ほどは実際の製作の側でものづくりの基礎を学びながら、主題科目の講義や試走会、大会に参加することで学生フォーミュラがどのような競技かを知る部品やソフトウェア、活動資金などを企業に支援していただくことも多く、そのための交渉や会議がある。関連企業へ支援を打診する渉外業務やチーム活動資金の管理などの会計業務、スポンサー企業や各学園祭向けの広報業務など、チームの活動に欠かせないマネジメント業務も多く存在する。
※2023年度の対面活動再開の見通し
・作業は基本的に本郷キャンパスにて対面で行う
・ミーティングはオンラインが中心