■理念/指針・沿革
UT-SCSAはSDGsに関連する異なる分野を扱う5つの学生団体の集合体。2023年の春より活動開始を予定している。異分野の団体が連携したり、UT-SCSAという同じ屋根の下で活動したりすることで新しい価値創造を目指している。
UT-SCSAに加盟している全5団体全てUT-SCSAの創業者が直接もしくは間接的に関わって立ち上げた。学生が国際協力や気象などSDGsに関連したテーマに関わる敷居を下げたいという思いから作られた団体や、創業者が携わったゼミの学生が始めた団体、個人的な関心から立ち上げたものなど、各団体の創設時期や動機は多様である。
■活動内容
《ウィズコロナ》
活動内容は各団体ごとに大きく異なるが、大枠としてSDGsをテーマに活動を行なっている点で共通している。各団体月に2-4回ほど団体内ミーティングを行い、プロジェクトやイベント開催に向けた準備などを進めている。組織形態やテーマも異なるため、団体ごとの独立性が高い。
2012年に設立された「東京大学国際協力学生団体 GREEN HEARTS」ではチャリティイベントの運営を中心に、教育支援活動を行なっている。2022年度は落語家を招待したイベントや寄付について学ぶワークショップなどを開催をした。2019年に設立された「東京大学お天気愛好会」は気象や防災をテーマに活動を行なっている。毎週の活動やミーティングに加えて、気象予報士試験対策の勉強会も開いている。その他の加盟団体には地域創生・観光・商品開発がテーマの「地域おこし協力学生団体 Your Local Club」、環境・エネルギー・エコ教育がテーマの「東京大学 環境政策研究会」、性教育・ジェンダーがテーマの「connectー性教育を考える学生の会ー」がいる。