ボランティア
点字
福祉
視覚障がい支援
2024.3.13
点字を学び、学園祭パンフレットの点訳や触地図の作製などを行う団体。
執行代 | 基本2年生が中心(オンライン活動では3~4年も中心となり得る) |
---|---|
人数 | 15名前後 |
参加学年 | 学部生のみ |
選考情報 | なし |
年会費 | 財政状況によって、500円以下の年会費を徴収する場合がある |
活動頻度 | 週1回。曜日は応相談。 |
公式サイト | |
公式メアド |
komaba.tenyu[a]gmail.com
([a]を@にしてメールを送信してください) |
「東京大学点友会は東京大学で唯一点字を扱っているボランティアサークルである。あまり記録が残っておらず、設立年ははっきりしないが、1965年ごろに設立されたと考えられている。
視覚障害の方々は多くの場合、点字を通して世の中の情報に触れている。その世界は、いわゆる「健常者」とは大きく異なる角度から世界を捉えているもので、点字の勉強をすることでそのような新たな視点に触れることができる。
点友会における理念は人それぞれ。単純に点字という情報伝達の手段について興味を持つメンバーや、点字という切り口から見えてくる障害支援のあり方などをはじめとする社会的イシュー、価値論題について考えようとしているメンバーなどがいる。かつては、それらのイシューに関して意見交換を行う座談会も設けられていた。
顧問は、盲ろう者と障害学を研究テーマとされる福島智教授。
以下は、福島教授による紹介文の一部である。
「点訳された書籍が、希薄になりがちな視覚障害者の現実世界を、豊かにする一助となっている。また、点訳を行う側の点友会の諸君も、点訳という活動を通して、人間や社会にとっての本当の『豊かさ』とは何かを考える経験を積んでいることだろう。」
点友会は、初心者含め、福祉に関心のあるすべての人を歓迎している。」に差し替え。
・差し替えの際、福島教授の紹介文部分(「点訳された書籍〜積んでいることだろう。」)にグレー背景をつけてほしい。
・「毎年の学園祭パンフレットの点訳(点字に変換すること)、キャンパスの触地図(視覚障害の方向けの触ってわかる地図)の作製をはじめとした、点字・視覚障害に関する活動を行っている。
新入生は、サークルに入ったのち、東大の先生主催の点字講習会に参加し、点字について学ぶ。点訳等の作業に本格的に参加するのは、講習会終了後となる。
その他、日本点字図書館の見学や、視覚障害関連イベントへの参加など、不定期での活動も行っている。」に差し替え。
人数
15名前後
学年
1~4年生。一学年数名ずつであることが多い。
ジェンダーバランス
おおむね偏りはない
加入時期
メインの加入時期は4~5月であるが年中加入を受け付けている。
属性
・男女比はほぼ1:1で、文理比は2:1程度である。大半が点字初心者だった。
・兼サー率は8割ほど。
・学術系からバンドサークルまで、加入サークルは多様。
・兼サーせず、資格試験などに向けて勉学に励む人も。
コミット
メンバー間のコミット量の差はそれなりにある
1年間でどのくらいのメンバーが活動から離脱してしまうか
およそ20%
4月:新歓
点字講習会開始
5月:五月祭パンフレットの点訳
夏 :点字図書館見学
10~11月:駒場祭パンフレットの点訳+出展
12月:代替えの話し合い
3月:新歓準備
選考あり/選考なし
選考なし
募集対象:
全学年
実際に入会する人:
1年生から加入する人が多いが、2年以上からの人もいる。
入会手続き内容:
以下のアドレス宛に、入会希望の旨を記述したメールを送信。
komaba.tenyu@gmail.com
・曜日の融通がきいたり、活動頻度も低めなので、他と兼サーがしやすい。
・他のことに熱中しながらも駒場で手軽にボランティア活動できるところが嬉しい。
・今まで知らなかった分野や人と関わり、視野が広がった。
(補足)
プリントされた文字(墨字/すみじ)を、目で見て読める視点からは気づかない発見があった。例えば濁音は、墨字では該当文字の後につけるが、点字では前につける。また、墨字で「母は」と書くのを、点字では「ハハワ」と書く。点字を読む時は、濁点が先に分かったり、表意文字でなく表音文字である方が、単語の区切りがわかりやすく理解しやすくなるためである。そのようなお話を、実際に点字の世界で過ごしている教授から実感と共に教わり、普段何気なく過ごしている生活のあちこちに新たな一面を感じるようになった。
・地道な作業が多い。丁寧な仕事が好きな人には向いている。
・五月祭・駒場祭の直前だけは少し忙しい。
2024年度の新歓は4/17(水),19(金),22(月),25(木),30(火)の5限後、部室にて行われる予定。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
最後に1点、この記事を作成したUT-BASEからお伝えしたいことがあります。
公式LINEにてイベント・プログラム情報や学内情報を発信しています。ぜひ登録してみてください!
2021年度入学者用LINE
2022年度入学者用LINE
2023年度入学者用LINE
2024年度入学者用LINE
資源・エネルギーという視点から社会を眺め知見を共有する学生団体。
「世の中を、学生ともっと身近に。」がコンセプトの東大発ニュースメディア。
家庭の事情や不登校で、勉強自体に集中しにくい、家庭で勉強する環境が整っていない子どもに、無料で通える塾を提供する。
「タブーなく『障害』について考える」ことを目的としているゼミ。